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行きたい時に行きたい現場に行く、一応若俳のおたく。スケート、2~3次元全ての男子バレー関連、若手俳優、隣国アイドルを鬼の形相で追っています。

14年推してきたスケーターの今季限定競技復帰に寄せて

 

現役選手生活の間に限定すると丁度2014年で応援して10年目だったので10年の方が正しいのかもしれないけど。その後の活動は本当にただ見守るだけで、アメリカ留学中は気分屋な彼がたまーに更新してくれるインスタで生存確認したり、帰国後は何度かアイスショーでお目にかかれた以外は現場にも足を運べず、この4年そうやって少しずつ足が遠のいて、せっかくの自分の得意分野だったダンスのお仕事を彼がやることになった時も情報収集するに留まった。

 

競技フィギュアの絶妙な緊張感や駆け引き、高難度技術と表現のぶつかり合いや戦う選手達の気高い姿がたまらなく好きな自分は、彼の休養宣言以降、バンクーバーシーズンあたりから「彼に憧れる少年」として注目してきた宇野昌磨の応援の方に本格的にシフトし始めた。シニアでは同じく彼を尊敬して追いかけてきた結果自分のスケートを見つけて花開いた町田樹が世界のトップに躍り出た所で、毎度毎度「町田樹史上最高傑作」が更新されるエデンの東に心臓ぶち抜かれそちらの応援にも力を入れ始めた。本当に、めちゃくちゃスーパーごくごく自然にシフトした。競技人を応援するのが当たり前みたいになっていた。

 

推しスケーターのことはずっと世界一美しいプログラムを滑るスケーターだとは思っていたし引退してからもそうだと思っているけどやっぱり競技にいる彼が一番好きだったのかなあと感じ始めてウワ~~~~~~~~選手のあなたは好きだけど引退したら関心薄れちゃうかもみたいな一番なりたくなかったタイプのファンに今自分がなりかけている~~~~~~!!!!と思ってめっちゃ落ち込んだりもしたよね!!!!!!!!

アイスショー行っても全然楽しいし、やっぱり彼のスケートを観るのは幸せだし、メディアで彼を見かけるのはとっても嬉しいはずなのに以前と同じような熱意で応援できていない自分が嫌だなあと思ったり、推しには変わらない熱意を求めるくせに自分の熱意はいつ冷めるかわからないみたいなオタクって勝手だよな~~~~~~~~~でも自分は自分でゆるっと応援していこう......

と思っていた矢先の先日のニュースです。

 

www.huffingtonpost.jp

 

いや当然のように頭抱えるでしょマジかよ............町田樹の次くらいにもう絶対現役復帰しないだろうスケーターランキング上位だったはず(当社調べ)なのに嘘でしょそんなの予想できるわけない......思わずニュース見てしばらく固まって一旦PC閉じて立ち上げ直したじゃん.........(実話)うちのVAIOちゃんは既にDVDも読み込まないポンコツ野郎になってしまっているのでついにぶっ壊れたかと思ったしそうでなくてもエイプリルフール的な何かかと思ったよね。

 

あまりにも衝撃でしばらく全然信じられなかったんだけど、その夜めちゃくちゃ吹っ切れたお顔で会見しているのを見て、ああこの人本気だと思って鳥肌立った。バンクーバーシーズンに大怪我から復帰したときと同じ顔をしてた。気がする。気ぐらいさせてくれオタクは大変センシティブでヘビーでノスタルジックなんだ!!!!!!!!!!

 

実はわたしは2014年3月たまアリでのワールドのチケットを彼の演技が見納めになるかもしれないからと確保していたのだけど、ソチ五輪後も彼の怪我は回復どころか悪化していたためにドクターストップで棄権のアナウンス。結局そのシーズンの彼の演技を会場で観ることなく終わってしまったので完全不燃焼みたいな感じだった。

 

それでも彼がその年の10月に引退を表明したとき、2013年の全日本フリーでの渾身の演技と手から流れ落ちる血やこれまで受けてきた数々の苦労を思い出して、このまま現役を退く決断をした彼に辞めないでとは言えなかったしやっとこれで楽になれるならそれでいいと充分納得した。

 

今のトップ選手に関しては怪我だとか逐一大きく取り上げるメディアだけど、当時はそうはしてくれやしなかったので、彼を応援していた層以外は五輪シーズンに彼があまりにも大きな怪我に苦しんでいたことをきっと知らない。怪我のことを知っていた宇野昌磨が「どうか無事に終えますように」と祈るような気持ちで彼の演技を観ていたことも、「次のオリンピックには一緒に出たいから引退しないで欲しい」と思っていたこともきっと知らない(愛が重すぎかよ)。関大で調整の様子を見ていた織田信成が「本当に大丈夫かな?」と不安に思っていたことも。何より彼自身がメディアに対してそういうことをおおっぴらに語らない自分に厳しすぎる人だった。

世間一般のフィギュアに詳しくない層はきっと若手に気圧されてだとか技術の衰えだとかそういう風に軽く受け取っているだろうと推し量れるから、彼がもうそういう余計な言葉を聞かなくて済むならそれでいいと思っていたし、引退後にとあるアイスショーのアンコールで滑った「月光」で久々に彼のステップを見た時に今の現役選手にあそこまでのステップを踏める人がいないことを改めて認識させられても、好きにやれているのなら今のままでいいと思っていた。

 

なのにこんな嬉しそうな顔されちゃ応援するしかないじゃん............いやするでしょ......もうなんか自作で号外とか作って全世界に撒き散らしたい気持ち.........ダイスケイズバックみたいな.........うわ恥ずかしいかよ......

 

復帰のきっかけの一つが、世界ジュニアの舞台で活躍していたにもかかわらず度重なる怪我に苦しみ2017年全日本選手権で全日本の舞台に戻ってきた山本草太選手の演技だったと聞いて、らしいなあと思った。怪我をして戻ってくることがどんなに難しいことかは彼もバンクーバーシーズンを乗り越えてよくよくわかっていただろうけど、他人のそういう姿を客観的に見たときの見え方はきっと違ったんだろうなあ。自分のためにやりきったと思える納得のできる演技をして終わっていないのでは?と思ったとしても、また競技の場に戻ってくるなんてどれくらい勇気のいることだろう。今のこの男子フィギュアの状況ならなおさら。

それでも色んな壁を乗り越えて、今まで周りにやさしく自分に厳しすぎた彼が「自分のために」現役復帰という選択をしてくれたことが嬉しいです。

 

 自分の持つフィギュアスケーター高橋大輔への思いは宇野昌磨が持つそれに負けないくらいにはゲロ重だと思っているけど、選手としての彼をまた応援できることが幸せなので止めない限りいつものクソ長文ポエムの垂れ流しになるだろうしこれくらいにしておきます。

七夕には間に合わなかったけど(復帰発表からずっと書いては消してたクソ重記事)、今シーズンが彼にとって現役最高のシーズンになることを願って。