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行きたい時に行きたい現場に行くおたく。スケート、若手俳優、隣国アイドル、2~3次元全ての男子バレー関連を鬼の形相で追っています。

いまを生きる10/6観劇記録 おおキャプテン、我がキャプテン

 

休む時はとことん休みたい派であるがために外に出るときに現場を詰め込みすぎて文章にまとめるのが滞ることに気付いた永遠のにわかオタクの「いまを生きる」観劇記録。出来るだけ伏せたい気持ちではあるけれど色々と衝撃が大きかったのでそこを書こうとするとネタバレ要素が入りそう。もし億が一読んでくれる方がいればご注意下さい。

 

 

宝塚BOYSもそうだったんだけど、初見の作品に関しては生で初めて見たときの衝撃や印象をそのまま感じたい派なので今回も例に違わず映画も見ずオフィシャルサイトのあらすじのみ読んだ状態でした。

 

www.ima-iki2018.jp

 

 

「そして...」の後どうなるかは知らなかったのでそれを目にした今いろいろと言いたいことはあるはずだけど上手く文章に出来る気がしない~~~~!今日こそ4000字以内を目指して簡潔に。簡潔に。なおここまでで既に450字です(死の宣告)

 

 

ストーリー・場面転換のテンポの良さ

 

 

厳格なアメリカの超名門高校に勉強よりも大切なことがあることを教えるちょっと変わったキーティング先生が赴任してくることで影響を受ける生徒達の様子が描かれるストーリー。

序盤、推し以外全員生で見るのは初見だったので役者さんそれぞれの魅力が垣間見えていいなあと思う反面、なんだかストーリーの進め方がぬるっとしているというか抽象的過ぎない...?あれ?これもしかして虚無??いま話題の虚無舞台????とアカデミー賞脚本賞受賞映画の舞台を一瞬疑ってしまった。馬鹿野郎。本当にすみませんでした。

 

ウェルトンアカデミーの厳格さを表そうとする序盤のシーンがちょっと間延びしながら続いたような気がして、もうちょっとさらっとやってよかったんじゃないかなあと思ったんだけどラストの展開を見て納得しました。あれくらいやってちょうど良かったんだなあ。

 

序盤以降はキーティング先生と出会った生徒たちそれぞれの心情や行動の変化がテンポ良く演じられていて、見ていてすごく心地よかった。どんどん行動的になっていく同級生に感化されて自分も行動的になる子もいれば、最後までそこを破れず保守的だった子もいて、最後まで何が起こるかわからない空気で面白かったです。

 

まだチケ余ってるみたいなので是非色んな層に見て欲しい。役者さん達のファンじゃなくてもきっと満足できるはず............さあ新国立劇場へ行こう.........

 

 

 

 

トッド・アンダーソンの成長

 

 

人前で上手く話せない引っ込み思案で自信のない少年、転校生のトッド。どっかでこんな役演じてるの見たことあるな???(すっとぼけ)と思ってたけど似て非なるものがありました。

ニールとキーティング先生に出会って、2人と関わっていくうち自分の中に眠っていた才能を開花させて自信をつけ、穏やかでよく笑う前向きな少年になっていく。

 

大きく分けて2つ、キーティング先生の詩を作る授業での出来事と、ニールがずっと側にいてくれたことが彼を変えていくのが見ていてよくわかった。

場面ごとに少しずつ変わっていく様子を演じるのめちゃくちゃ上手いな~~~フィルターかかりすぎかな??

教科書を破けと言われたときもどうしようか迷って6人の中で一番最後に縁に沿ってぺりぺりぺり......と丁寧に破いていくのがトッドらしい。その破いた紙をニールに「ほら!こいよ!投げろ!」と促され戸惑いつつ控えめにぽいっと投げ捨てたり。

どもって何も話せずにいたのがニール相手だと少しスムーズに話せるようになったり、うっすら口角があがったり、クラスメイトと笑えるようになったり。

 

後半には授業じゃない場で詩を書いていて、「授業以外で書いてちゃいけない?」みたいなことをクラスメイトに言ってて...グッときた大賞2018.........

詩で自信をつけた彼がキーティング先生の授業中楽しそうにニコニコ笑っているのを見るともうなんか胸がいっぱいになったよ~~~~守りたいこの笑顔~~~~~~~~~~~

 

ラストシーンの成長ぶりにはよくやった!!!と思った。トッドちゃん、どうか幸せになってくれよな............

 

 

 

ニールとトッドの関係性

 

 

最初は積極的に話しかけていく裏表のなさそうな根明ニールと、ほんの少しずつ彼となら会話ができてくるトッドのルームメイトコンビ。

 

少しずつ心を開き始めたように見えたトッドが「君はこうできるけどぼくはそうじゃない」「自分のことは自分でやるから放っといて」ときっぱり線を引こうとしたとき、ニールが「イヤだ」と更にバッサリ返したのが見ていてグッときてしまった~~~~~!すごい。

 

「死せる詩人の会」の時も、トッドが詩を読まなくてもいいように自分が進行するから行こうと誘うニール。

ニールみたいな所謂典型的カースト上位の目立つ子って、トッドみたいな子とはそこまで積極的に関わろうとしないっていうイメージを大多数の人が持ってるんじゃないかと思うけど、あそこまでどうしてもトッドを放っておけなかったニールの目にトッドの存在はどういう風に見えてたのかなあ。

 

詩の授業でのトッドを見て、いち早く立ち上がって嬉しそうに拍手するニールの笑顔が忘れられない~~~~。ここから少しずつ他のみんなとも溶け込めるようになったトッド。

最初ニールの夢自体には反対せずとも父親はどうするんだと諭していたトッドだけど、役をもらったことをニールが報告するとみんなと一緒に喜んだり、台詞の練習に付き合ってあげたり、二人のやり取りは終始あったかすぎた......

 

個人的にはトッドが誕生日に色々あって落ち込んで涙ぐむシーンの2人のやり取りが特に好き。

「大丈夫、また来年も同じのもらえるから」と冗談を交えて励ますニールの言葉を聞いて、またきっと来年もトッドと一緒にいてあれをやってくれるんだろうなあと思っていました。そう考えただけで、憂鬱だった誕生日も少し楽しみになるよね。

 

終盤、「死せる詩人の会」のシーンで作った詩を朗読するトッドの凛々しい姿や、詩を書いた紙を呆然としたままニールの机に置いていく姿を見ると、ああ彼に聞かせたかったんだなあと思ったし、同じ気持ちで未来を迎えたかったんだと思ったし、だからこそ悲劇的な展開が余計に辛かった。ニールはそんなことしないと泣き叫ぶトッドを見てそうだよなあと思った。

そんなことしないし、していなくて、でもしてしまったのが事実。

 

部屋で例の知らせを聞いたときの動揺と泣き叫ぶところ、めちゃくちゃに泣きました。

 

 

 

 

 

それぞれの場面の演出について

 

「死せる詩人の会」とニールの独白(演技)を重ねた終盤シーンの衝撃があまりにも大きかった。あの展開を自分は知らなかったので驚きすぎて「何が起こった???」状態。頭真っ白。

 

「生きろ、生きるんだ」とニール以外のみんなの力強い声で読まれる詩と、同時に起こったことがあまりにも相反するものだった衝撃でしばらく立ち直れなかった。

机の上に立っての演技、みんなで読む詩、盛り上がりを増していく音楽、からのあの結末。上手く言えないけど本当にめちゃくちゃ効果的な演出だった......あそこを見た時、予習してなくて正解だったかもしれないと思ったし、観に来てよかったと思えました。

 

あと他の人のシーンの間のハケ方が、完全にハケるんじゃなく舞台脇の暗いところに待機していたりとか。話は聞いていないけど同じ世界の中にみんながいる感じですごいな!?と思った。ああいうやり方は初めて見たのでちょっとびっくりしました 。

 

他にも場面転換で生徒達が難しそうな言葉や円周率を規則正しいリズムに合わせて黙々と読み上げる演出が規則正しく厳しいエリート校を表現していたりとか、「死せる詩人の会」の洞窟?森?のシーンの夜の暗くて寒そうな雰囲気作りとか、情景がそのまま浮かび出てくるような素敵な演出も多くて見ていて楽しかったです。

 

 

 

 

音楽がいい

 

 

チェロ、ピアノ、生演奏、我、サントラ、欲しい、以上。

 

 

 

 

役者さんたちについて

 

幕が上がって第一声はノーラン校長役の大和田伸也さん。一気にこの物語の世界に引き込んでくれるザ・校長先生のお声。

 

そして佐藤隆太の存在感たるや。いるだけでキーティング先生。存在がキーティング先生。「一本筋の通った人」感が全身からにじみ出ていてなんかもう例の如く語彙力が来い状態だけどとにかく凄かった。トッドとニールの部屋で泣くところ、飄々としていた先生の姿からただの人間に戻ったような姿を見てぼろぼろ泣きました。

 

 

チャーリー役の田川隼嗣くん。頭良いはずなのにアホそうで、それでいて正義感と人情味のあるキャラがかなりいい味出してました。おいおい!って思っちゃうようなことをやってみんなにも突っ込まれるんだけど、それがよく似合っちゃうのも役者さんの人柄ってやつなのかなあと思います。ヌワンダがちょっと浸透して「チャーリー」って呼んだ先生にトッドが「ヌワンダ。ヌワンダです」って訂正してあげるのめちゃくちゃ笑った

 

 

ミークス役の浦上晟周くん。かわいい。とにかくかわいい。ちょろちょろしてる。一番小さい。以上。(ごめんね)

校長室に呼び出されて何を話したかトッドに聞かれるときの諦めたような絶望感のある静かな演技、とてもよかったです。

 

 

なお遠~~~~~~~~い昔にジャニオタだったわたしですが前にも書いたとおり大学入学以降周りのオタク友達と逆行する形でジャニーズから離れていく一方だったのでトラジャことTravis Japanの3人は丁度全然わからない世代でした。

3人とも初見だし正直どれが誰だ?宮近海斗くんと七五三掛龍也くんは名前は知ってる。しめしめでしょ。すごいお名前だよね。顔はわかりません。みたいなレベル。

全然関係ないけどとっても仲良くしてくれてた高木担のお友達が吉澤閑也くんなるお方に降りたと聞いていたのでトラジャ許すまじ~~~~~!とちょっと思っていました。どうもすみませんでした。

 

 

どうもすみませんでしたはまず冒頭で宮近くんの台詞回しを聴いた瞬間に出てきた。思わず土下寝した。

声も通るし滑舌もいいし抑揚あるのにわざとらしくない。声色だけであっ今何か考えてるなっていうのがわかる。一言目聞いた瞬間この子上手い子だ!と思った。あと圧倒的に華がある。初見だけど一瞬で覚えたのでこういう子がグループに一人いるっていうのは強いなあと思いました。

あのニールのラストシーン、ショックで気が動転する一方で冷静に「いや体の脱力うまいかよ............」と思った。あれだけでも見に行く価値ある。

なんかもうニールとトッドのやり取りは大体癒しだったのでめちゃくちゃ拝んだし本当にありがとうございました。そりゃメインの役やるよね。拍手。

 

ノックス役のしめちゃんさん。こちらも一言目聞いて滑舌いいし声よく通るので普通にさらっと演技できちゃう人だぞ~~~どうする~~~頑張れ若手俳優!!!!と思ってしまった。声のトーンもすっと入ってきてとてもいい。若手俳優、めちゃくちゃいい演技をする人が沢山います。一方で俳優の頭数が増えてるぶんハイステですら「え?今何て???」ってくらい台詞の聞き取れない人もまあたまにいたりはする。危機感。

ノックスはクリスにぞっこんなのが終始表情とか動きに表れててとてもかわいかったです。

 

リチャード・キャメロン役の中村海人くんはちょ~~~~っとだけカツのゼツが心配なタイプでした。声の通りはなかなかよかったです。ただラストのあの結末を見て、随分難しい役をやらされたもんだなあと思いました。ヒール役ともまたちょっと違うけど、よくよく彼の言動を見て咀嚼しないと受け取り手の解釈によっては矛先を向けられる。ありゃなかなか得しない役だよなあ.........相当勇気出さないと出来ないと思います。

 

 

クリス役の羽瀬川なぎちゃんはめちゃくちゃかわいかった~~~!

「あなたって本当にむかつく人ね」をあんなに可愛く言える女の子がこの世にいるんだな~~~いいな~~~~神様は可愛さってもんをこの世に生ける全女子にもうちょっとだけ均等に分け与えるくらいの優しさを見せても良かったんじゃないかなあと思いました。現場からは以上です。

  

 

 

さいごに

 

 

 結末としては決してハッピーエンドとは言えない物語で、ただあの場の全員がそれぞれの「Carpe diem」に則った結果がああだとしたら、それもまた正解なのかなと思います。胸糞展開だと言ってしまえばそれまで。

 

ニールの事を思うと正解とは言い難いけど、少なくともトッド、ノックス、ミークス、チャーリーの中にはキーティング先生の教えがしっかり根付いているのが救い。感情で生きてるおたくなのでわたしはどうしてもそっち側の肩を持ちたい。

キャメロンはちょっと難しいかなあと思うけど彼もまた頑なに自分で決めたことを曲げていない。彼なりに行動したことに関して、いつか随分時間が経った後に何か感じることがあるのかな~~~。あるといいなと思います。

 

 

それはそうと影のある役・闇抱えてる役にだんだん定評の出てきた推し、良さがありすぎる。この間お友達に研磨役をほめられてエヘへ状態になりました。本人がスーパー根明コミュ力お化け野郎だからこそ真逆の役も映えるのかな......もっとこういう役もらえるといいな~!

 

 

 

結局5000字超えてしまった~~~~まだまだ全公演の3分の1が終わったばかり、沢山の人の目に触れる作品になれば良いなあと思います。チケットまだあるぞ~~~~~!!!!!!さあ新国立劇場へ!!!!(2回目)

 

 

 

 

どうでもいい追記

 

 

この日の夜、いにしえのジャニオタ(ハイフン)のお友達を急遽呼び出して、去年永田猪野コンビのさしめしでパンケーキ食べてたロイヤルガーデンカフェにやっとこさ行ってきました。

 

そこでこの舞台とその感想を熱量たっぷりに話したところ、宮近くんがなぜか集合写真で一人だけ壁の向こうからひょっこり顔出してるタイプ(????)のイイ奴だと聞いてよくわかんないけど面白くなってきてしまったので、彼女に勧められたYoutubeのジャニーズJr.チャンネルのトラジャの動画を観ようと思います。なんかヌルヌルしているらしい

 

 

なお彼女は職場の同僚に借りたらしい円盤でハイステ過去作を観てくれていて、推しの事を「顔がすき~~」「かわいい~~~」とめちゃくちゃ褒めてくれるので次会う時は是非とも写真集を押し付けようと思いました。

さしめしも見てくれるそうです。異文化交流楽しいね。

 

live.line.me

 

10/15 追記の追記

 

後日談、書きました。

 

huntermasa.hatenablog.com