最強の場所・東京凱旋12/14,15 ～「主将牛島若利」の背中に白布賢二郎は何を見たか～
宗教行事（外苑前駅のホームマジで暑い）を体験してきました、軽率なオタクです。前回青年館に来た時は地下鉄じゃなかったのでめっちゃ遠いなあと思っだけだったんだけど今回は暑い以外の感想が出て来なかった。そりゃあ教祖（佐藤信長氏）もホームだけ暑いって文句言いますよね。白布くんなら舌打ちしそう
宗教行事だと思ってオタクは我慢します。我々は今佐藤信長氏の教えを身を以て体験しているのである（背後から聞こえてくるシーラトリザワ！オイ！オイ！）
というわけで12月14日ソワレと15日マチネの観劇記録です。ライビュまでに更新したいので焦っています。本当は日付ごとに分けたかったけどもうそんなこと言ってられない感じになってきた。
これでラストだからと徹夜でお手紙をたくさん書いたおかげで頭がまわらないのでファンレターの一気書きはお勧めしません。
モブ鳥沢いろいろ
■14日ソワレ
牛島似のモブ、いっけーいけいっけーの時川西似のモブにくっついてエヘエヘしながら出てきたと思ったら白布似モブときゃっきゃしたのち、エアギターを披露なさいました。楽しそうで何より。ここにいる誰よりも遊ぶ牛島似のモブ。
白布似モブが松川一静！の時「チーズインハンバーグ」でパッ...と手を開いた後ハケるギリギリでグッ！とガッツポーズみたいなことをしたのをわたしは見逃しませんでした。かわいい。
それにしても白布似モブは手がコートの袖から出てないのがあざとかわいいですが牛島似モブはコートすらパンパンになってきた気がする。
個人的にこの日のMVPモブ鳥沢はアウトを取った瞬間ニヤッと笑っていた五色似モブです。それは...キレッキレストレートを決めたときの五色工の顔やで......
■15日マチネ
ついに自分で自分の胸筋育ちすぎイジリを始めた牛島似モブ、いっけーいけいっけーで出てきた時オフマイクでも聞こえるくらい大声で「トゥース！！！」やっててさすがに腹筋が死ぬ案件でした。歯が白いですね。胸筋繋がりでシラードリーの春日島若利さんですかね。白布似モブが見たいのでいい加減にしてほしい、視線を奪わないでください。
テンション高めの春日島若利さんはみんなが「いっけーいけいっけー！せーじょー！せーじょー！」してるのに1人だけ「カッスーカスカッスー！カッスー！カッスー！」でカスカスダンスしてました。絶妙に古い。それわかる人結構少ないのでは
金田一に一言ゆったろう！
■14日ソワレ
日向「金田一、勇太郎！お前に一言ゆったろう！」
金田一「(日向黙る)…言ってよ！！(沈黙)…いや言ってよ！！！」
その後の金田一ブロードからの田中さん反撃で
田中「俺も一言言ったらあ！！！(袖に消えていく)」
金田一「いや言ってないじゃん！」
日向「田中さんナイス一言……言ってない………」
ちなみにこの流れで白鳥沢戦後岩ちゃんにキックされた及川さん
及川「岩ちゃん俺のことなんだと思ってんの！」
岩泉「（無言）」
及川「なんか言ってよ！」
岩泉「（無言で去る）」
及川「なんか言ってよー！！！」
先生、演劇ハイキューのネタは三段構えだったようです（潔子ボイス）
■15日マチネ
日向「金田一、勇太郎！今日も一言ゆったろう！」
金田一「いや昨日も言ってくんなかったじゃん！！……言ってよ！！！」
エンジェルトビオとデビル影山
山口くんによる日替わり影山フェイント。
■14日ソワレ
山口「僕の名前はエンジェルトビオ！ほわわ〜！トスを上げればきっと誰かが決めてくれる！ボールは友達！だれか僕の愛を受け取って！エンジェルトス！！！...どう？」
月島「うん、まあ結構好きかな」
■15日マチネ
山口「クッソ！！デデデデ〜ン、俺の名前はデビル影山！影山の悪い部分から生まれた！こういう時はエースに上げるに限る！！東峰さん！東峰さん！東峰さん！レフト！レフト！レフト！」
東峰「えっ！無理無理！無理だよ！」
山口「ゲッヘッヘ、東峰さん、たくさん働いてもらいますよ...（悪い顔）東峰さん！と見せかけて澤村さん！」
澤村「ええ！？（素で驚く）」
山口「どう？？」
月島「一番東峰さんがかわいそう」
いつも違う国見ちゃんの省エネ演技
省エネ部分の国見ちゃんの演技について、よく岩ちゃんに声かけられてパッと立ち上がるパターンはよく見たんだけど今回14日ソワレは岩ちゃんが何も言わずじっと国見ちゃんの方を見てて、国見ちゃんがそれに気づいてヤベって顔でスッと立ち上がるってやつだったのでうわ〜見たことないやつだ〜と思って嬉しかったです。これすごい国見ちゃんぽかった。
15日ソワレは座ってた国見ちゃんがスッと立ち上がって渡っちに話しかけに行ったのでこの絡みはなかったです。毎回違うので楽しい。
ライビュでは見られないかなと思うんだけど大画面で見る隅田川くんの演技に期待しよう。
余談ですが北村健人くんに「いけ〜東京！」「いけ〜秋葉原！」とか山手線の駅名イジリをされてたのでどうしても隅田川に泊まってみたくて今回のホテルをとりました。あっ間違えた神田でした。
俺が取る！青城エースとリベロ
第2セットの渡っちの見せ場でもある「俺が取る！！！」ですが、この直前に烏野のマッチポイントになった時の失点が渡っちのミスだったんですよね。
ここで渡っちが膝をついて死ぬほど悔しがってすごく動揺した様子になるんだけどそれを岩ちゃんが励ます。
からの俺が取る！でちゃんと渡っちが拾ったボールを受けて岩ちゃんが決める。ここで崩れきらない渡っちのらしさと励ました通り拾ったボールをちゃんと決めてくれる頼り甲斐のあるエース・岩ちゃんという、烏野とはまた違ったエースとリベロの姿が見えてすごく面白かった。
何度見ても新しい発見があるのでハイステは本当に最後まで目が足りない舞台だなと思います。お金なら出すのでそれぞれのキャラの固定カメラもください。
田中尚輝とかいうプロ菅原孝支と烏野ダンスレベルの底上げ
はじまりの巨人からほんとにずっと言ってますが田中尚輝くんのスーパー菅原孝支っぷりたるや。仲間に向ける視線の優しさと敵に向ける視線の鋭さ、言葉の節々に見える繊細さ、どこを取っても菅原孝支。
コミカルな演技やシリアスな演技の演じ分けや声のトーンの使い方・語尾の収め方も秀逸だし個人的には演技・動き合わせて正直ハイキューキャストの中でトップクラスに上手いと思っています。不安なところがひとっっっっつもない、見ていて本当に楽しい。
猪野広樹の後釜って相当プレッシャー大きいだろうなと勝手に思っていましたが、彼ほどそれを感じさせない人がいてくれたことに感謝です。
最初は「落ち着けぇぇえ！！」のところも結構スムーズにいってたんだけど、最近は段々縁下の防御スキルが上がって「落ち着けぇぇえ！！じめっ…(縁下ガードを押しのける)どきなさぁぁい！！！自滅してる余裕ねえぞ！！」になってるのもすごくコミカルなスガさんらしさがあって好き。
そんな尚輝くんが加わって烏野のダンスレベルはぐっと上がったなと思います。大昔に踊りをやっていた自分は踊れる人動ける人を推しがちだしそういう人に目が行きがちなんだけど、これまでの烏野は一馬くん一強で塩さんがなんとか同じレベルでついていける、みたいなイメージがありました。
それが、はじまりの巨人から尚輝くんが入ってチームダンスにまとまりが増して、最強の場所では彼が烏野ダンスの要になっているのを強く感じました。いくらアクセントつけようがちゃんと止まれないと視覚への効果はゼロになってしまうのでそこが全体として強化されたのは大きいなと思う。
チームダンスって大体真ん中と両サイド・端がしっかりしてれば上手くまとまって見えるものなので、今回大体が尚輝一馬シンメか2人が一緒サイドで逆サイドに塩さんがいるっていうパターンが多くて本当に心強いなと思う。見応えありすぎ。
白鳥沢戦の最初のStarting Order後の「点を取る力では絶対に負けてない！」からのTHE GAMEをバックに踊る烏野チームダンスの「センター日向・両サイド菅原縁下」とかいう最強の布陣ヤバくないですか？もうなんかデビューすればいい（？？？？？？）
トムジェリ白布五色のコートチェンジ戦争feat.瀬見
左打ちの攻略の難しさをマートさんが説明してるあいだにスッと白鳥沢がチームダンスの立ち位置につくとき隣同士の川西白布が背中を叩き合って（バシッ）（スカッ）（おい避けんな）（スカッ）みたいな小学生男子のやり取りしてるのは置いといて、未だ続いているコートチェンジ戦争と天童コールの白布絡まれについて。
■14日ソワレ
つとむくん、しっかり保冷バッグを持ってドリンク配りながら最後に移動するもののバッグを置く時に白布さんのお腹に当ててしまい白布さんが激怒。
おい今俺の腹に当たったんだけど（怒）みたいな動きで指摘しすいません〜！！と謝るつとむくん。
天童コールでは段差のとこに座ってサボっていた白布くん、瀬見さんに見つかり怒られる。
■15日マチネ
つとむくん、ドリンクを配りながら歩く。牛島さんに「タオルもどうぞ！」と渡すが左手で制され（いらない）と返される、残念。白布さんがまだボトルを戻してない時にバッグを奥のほうに置いてしまい怒られる。ここまできたら最早とばっちりである。
白布くんはトス練をしていたところ一回だけでスッと瀬見さんにボールを取り上げられ「えっ、ちょ、まだ一回しかしてないですよ」みたいになる。瀬見さんにもう集合かかってるだろとド正論ジェスチャーを返され渋々集合する。
いつもトムとジェリーみたいなことしてる白布五色がカテコで最後にチームで固まった時のポーズが背中合わせで、とにかく顔面ツートップだし背中合わせだしもうなんかデビューすればいいと思いました（数分ぶり819回目）オタク、推しをアイドルデビューさせがち。
ユニット名は「PATTSUN」とかどうですか？気に入らなければ「ツトッムー&白布」とか「顔面神起」とかいう案もあります。宜くご検討ください。
「主将牛島若利」の背中に白布賢二郎は何を見たか
今回演劇で白鳥沢を見ていてすごくありがたいなと思うのが、原作でもアニメでも負けた瞬間の白鳥沢メンバーの表情や整列に至るまでの動きが描かれていないのでわからなかった部分が見られること。
そしてその中で自分が一番グッときたのが主将・牛島若利の敗戦後の立ち振る舞いです。
悔しさで立ち上がれない人、呆然としたまま動けない人、仲間全員の側を通りじっと見つめて声をかけそうなんだけどかけない牛島若利。
そのまま何も言わず烏野よりも誰よりも早くスッと整列の位置に立ち真っ直ぐ前を向いて、大地さんと握手を交わした後も脇目も振らずすぐに客席側を向き全員が整列するのを待つ。その姿を見ていてすごく敗北を認めることの強さを感じました。
何も言わないけれど、自分の行動で他の人にどう在るべきかを教えるタイプだなあとすごく思う。背中が大きい。
そして客席を向いた牛島さんの後ろ姿をじっと見つめていた白布くんは更に涙してしまうんですよね（これもしかして回によって違うのかな？少なくとも自分の見てた回は全部これでした）
鍵かけてる方のアカウントで白鳥沢の次期主将って誰だろう？なんとなく川西くんではないだろうから（失礼極まってる）白布くんかな〜努力の人だしちょこっと短気なとこあるけど周りも見えてるタイプだしな～って話をしてたんだけど、きっと他の学校にいたら主将は白布くんだねってなりそうなところを即答できないのは牛島若利の主将としての在り方があまりにも独特で強烈だったからかなあと思います。
でもあの背中を見て涙した白布くんを見て、ああきっとこれからの白鳥沢は白布くんが引っ張っていくんだろうなと自分の中での疑問が解決した気がしました。
こんな経験をした白布くんは来年きっとすごく強くなるけれど、そこに彼の追いかけた夢の絶対的エースはいない。
お前にかかっていると言われた白布くんは、託されたつとむくんは、白鳥沢バレーはどうなるのか気になるところです。
っていう想像を掻き立ててくれるのは演劇ハイキューだけ！！！ありがとう！！！！
これでまさかの川西キャプテンだったらマジか～！！！ってなるしそれはそれで面白いのでいいんじゃないですかね（失礼極まりすぎてる）
海のシーン
■14日ソワレ
日向「うわー海だ！！！」
影山「（勢いよく前の方に頭からすべり込んで八百屋と舞台の段差の隙間覗き込む）」
日向「何やってんだよ」
影山「チンアナゴ！！！（もう一回覗き込んで）チンアナゴ！！！」
日向「どんだけチンアナゴ好きなんだよ」
■15日マチネ
日向「海だー！！！...何やってんだよ」
影山「東京ディズニーランド作ってんだよ」
日向「イッツアスモールワールドだな」
毎公演が最終回、劇団ハイキュー
生観劇はこれでラスト、11回観たことになるんだけど何度見ても青城・白鳥沢・烏野のそれぞれのラストシーンの「最高」が毎回更新されていくのをすごく感じました。いつ見てもその日の最高が出てくる。
おかげで毎回泣かされてしまった。3年間続けてきたメンバー、新しく加わったメンバー、それぞれの熱量がちゃんとイコールになっているのがすごいと思います。
今回で最後なんだなとやっと実感が湧き始めた感じではありますがとりあえず大千秋楽を終えるまではめいっぱい楽しみたい〜！！！
シーラトリザワ！オイ！オイ！
余談
14日ソワレのカテコで出てくる時の白布信長くん、雪踏んで滑ったかなんかしました？
やっちゃった～みたいな笑顔爆発で出てきて小波津泉さんとか加天童さんにべしべし叩かれててかわいかったんですけどちゃんと見てなかった自分を呪う。
