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行きたい時に行きたい現場に行く永遠のにわかオタク。全次元の男子バレー関連、若手俳優、隣国アイドル、J事務所、スケートなどを鬼の形相で追っています。

「ジニョク、僕の人生に現れてくれてありがとう」ProduceX101総括

 

 

 

※2020/11/19追記

この記事は不正操作の確定・各種捜査等以前に書いたものであり、一個人の気持ちとしておかしいのではと疑っていた点は一切含まずに書いたものであることをご承知おき下さい。票数操作で脱落となったメンバーが公開された18日からあまりにもGoogle検索から来られる方が多いため追記しました。

 

 

 

 

 

毎年恒例プデュ名物・聖人ほど脱落するの法則にイジニョクが巻き込まれた結果、推しが脱落した時と同等かそれ以上に落ち込んでいるオタクがこの世にどれくらいいるんでしょうね。こんにちは、そのうちの一人です。前回の記事を書いた後の放送数回のうちにすっかりうっかりイジニョクにチョロまかされてしまったチョロッチョロ女は1Pick以外のお気に入りの多くが第二回の順位発表で脱落し、更に第三回の順位発表式で1Pickも脱落したことでついに4年間で史上初!1Pickのいないファイナルを迎えました。虚無~~~!

 

 <前回記事>

huntermasa.hatenablog.com

 

 

推しが脱落したし今回は低みの見物だわ~~~とファイナルのステージでスーパーイケイケジニョクさんにキャッキャ言いながら沸いていたところまでは良かった。

順位発表が進むうち、後ずさりした背後に崖が近付いてくるような焦りと、これまで「オラオラやったるぞ付いてこいよ~~!!」という強い姿ばかり見せてきた彼のX候補4人公開時の覚悟したような涙を見てしまったときの心臓が潰れるような気持ちは今後忘れることはないだろうなあと思います。なぜか歴代最高に引きずってるのでオプテの色々をあさっていたりするんですが流石にティンタプとペクポでティオピ疲れしてオタクをやめているので出戻るわけにはいかないし勘弁して欲しい。

 

 

というわけでまだ頭も気持ちも付いていかないところですがProduceX101の総括です。Finesse組の編集やSSGのカメラワークなどアンジュニョン~~~~~~~(怒)(怒)(怒)とキレ散らかしたいところだらけではありますがとりあえず全体を振り返ります。

 

 

 

ファイナルの見所ピックアップ

  

 1.X1-MAセンター・ヨハンの両翼、TOPメディアコンビ

 

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わりと事件。当日これを目にしてン゛ッって変な声出たけど心躍りすぎてるだけだから許して欲しい。第三回順位発表で立ち位置決まるからそりゃ当然この並びなんだけどあまりにもアツすぎでは?ジニョクとウソクのセンター両翼シンメ、太陽と月、火と水、ポケットモンスター金・銀って感じで最高。愛する(出典:ユンソル)

 

 

2.デビュー評価ステージのセンター

「Who is the center?」の煽りからのドーーーーン!!!みたいな展開にやっぱり毎年めちゃめちゃテンション上がってしまう、プデュ見るのやめられない一つの理由ですらある。今回は少年美がソンユビン、To My Worldがファンユンソン、どちらも初センターでありバチボコに適任すぎて超感謝した、ありがとう世界。

 

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少年美はまず冒頭にジニョクさんを抜いたのが大正解すぎてここを担当したカメラさんに金一封差し上げたいし、衣装が天才すぎて冒頭のジニョクさんの手首合わせる振りで脳天ブチ抜かれてもう後の記憶が正直あんまりない。なので冷静になってから動画を見返したんですけど他もいいとこしかなくてサイコーじゃんありがとう~~~~って気持ち。ライブに強いユビンセンターはやっぱりアツいしドンピョとハムの透明感はすごいしウソクプロの王子衣装もいい~~!

 

 

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 To My Worldはプッティ~~~~~!!!母親面してしまった人がどれくらいいただろうか。ダンスにしてもビジュアルにしても、彼が真ん中に来るとやっぱりグループがきゅっと引き締まる。あと曲がハチャメチャにいい。チョスンヨンは「出来ないことが無い」が欠点なのいい加減やめてほしい、音域広すぎて今の誰!?またお前か!!みたいな事起こりすぎ。背伸びしたソンヒョンジュンにほっこりしますね。あまりにも危なげなく人気が出てしまったのであまり触れませんでしたが実は顔とダンスが好きで初期から2pickに入れていました。デビューおめでとう!

 

 

 

3.ファイナリストの練習生から一緒に頑張ってきた仲間達へ

 

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 生存者同士のメッセージもよかったし脱落者へのメッセージまであると思わなくてユビンからスファンへのメッセージで涙腺が死んだ。歳を感じる。脱落時ユビンに「ヒョン、僕はこれから何をして生きていけばいいの」とスファンが話していたと聞いて、先の見えない個人練習生の上に重くのしかかっているものが少し見えた気がしたし、それに対するユビンの答えがありがたかった。これからもいいライバルでいてくれ~!

 

 

 

 

 

各評価システムの刷新とX制度の功罪

 

ProduceX101での評価システム変更点と各X制度のもたらした影響をまとめました。

 

◆グループXバトル評価

一次評価を同じグループのデビュー曲とヒット曲で戦うスタイルに変更。総得票数で勝ったチームのメンバー全員にベネフィット:1人3000点、さらに一位の練習生に獲得票数の10倍を加算。ベネフィットに救われた子はごく少数で、下位圏以外にそこまで大きな影響は及ぼさなかった印象。

 

◆ポジション評価

ボーカル・ダンス・ラップに加え、ボーカル&ダンス、ラップ&ダンスというそれぞれ二つの要素をこなさなければならないXポジションを2種追加。課題が多い分ベネフィットも特大になり、1位の練習生は一気に生存圏へ。練習生への負担は大きく、チーム間での何らかのトラブルは不可避。結果的に苦労したイジニョクが無事ベネフィットを獲得。

 

◆第三回順位発表式におけるX復活戦

31位~60位の脱落練習生での敗者復活戦。一人につき2曲+1分間の自己PR映像を公開し1日足らずの短い時間で国プ投票を行い1名のみが復活。正直これが一番酷かったし各コンセプト曲に復活者1人が入るように5人選出すりゃ良いしそもそも投票しなくても31位なり35位まで生存させればいい話なので超謎システム。おまけに練習生には黒いTシャツを着せて薄暗い部屋で撮影させるという地獄スタイル。アンジュニョンお前がやれオブザイヤー

 

 

◆最終順位発表、X制度に救われた・犠牲になった練習生

最初に発表されていた「累計得票数の最も多い練習生」を11人目のメンバーとする制度。

 元々X制度は累計得票数が多くても脱落してきたS2のキムジョンヒョンやプデュ48のイカウンのような練習生の救済措置だったもので、結果としてこの制度が当日11位だったにもかかわらず初期投票で票数を稼げていなかったらしいジニョクのデビューの足枷になった。Xでデビュー決定となったウンサンは元々初期からそこそこ上位をキープし続けていたので、X制度として選出されたものであることに納得は出来る。

  

 

 

 

TOPメディア・イジニョクの脱落について

  

しんどい一色、巷では票数操作やらなんやらが話題になっていますがその話は一旦スルーです。第1回順位発表式まででもそこそこの順位をキープしながらポジション評価の亀甲船で一気に人気をかき集めたジニョクの、最終順位11位で脱落となった原因がどこにあったかを考えてみました。主に自分用の見解まとめなので異論は認めます。

 

 

1.X制度

まずは最終投票(第三回以降~当日)の結果について。X候補練習生の得票数と票数差を票数の多い順に並べると以下の通り。ジニョクがジョンモに15000票ほどの差を付けて11位、これまで通りであればデビューできた位置。逆にミンギュは1Pickで一気に票数を落とします。

 

イジニョク  719466 (-)

クジョンモ  704748 (-14718)

イウンサン  689989 (-29477)

キムミンギュ  479644 (-239822)

 

それでいてジニョクがX候補としては最も劣勢であった理由は、初動の弱さ。下記はX候補4名の第一回順位発表時の得票数(左)と、第三回順位発表までの累計投票数(右)。

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第一回順位発表までで既にジニョクは3人から最低39万票強・最高75万票強の差を付けられてるんですよね。第一回目までは特に投票期間が長く、累計投票数を使ったX制度に大きな影響が出るので出来るだけ早めに話題になる必要がある。方法としてはタイトル曲(ジマ)やビジュアル公開時に話題を作るか1~3話で出来るだけ早いうちに分量をもらうかで、現にジニョク以外の3人はジマやビジュアル公開で大きく話題になったり早くに分量をもらって大量に票を稼いでいる。

その後ポジション評価の亀甲船でスポットが当たりベネフィットも獲得して順位を上げ、巻き返しに成功。人気の練習生3人を相手にあれだけの票差をよくここまで埋めたなと思うけれど累計票数で初動の遅れを覆すには至らず、結果的に当日の投票で10位以内に入るのがデビューへの一番の近道に。

 

※7/23追記 イジニョクが12週連続話題性1位との記事が出ました。本当に?じゃあ逆になんでこんなに初期投票少ないんだ???

 

 

 2.1Pick絶対数増加の滞り

 これは1と似たような理由で、早いうちに話題になっておくことで1Pick層の絶対数を増やすことにつながり、結果的にファイナルでの投票に強くなるのではという考え。ジニョクの場合は元々デビュー済組なので、ここでデビューして欲しい・欲しくないの意見の二分はあれど固定ファンやTOP周辺ファンからの票も見込めなくない。ただ1Pickに選んでくれる層の絶対数は初動から強かった上位陣と比べて特別多くは無かったのかもしれない。

第二回順位発表では自力で稼いだ大量のベネフィットで一気に一位候補まで躍り出たものの、投票からの票数は11位カットライン付近だった(亀甲船の放送が投票締め切り直前なのでこの時点ではあまり分量の恩恵はなさそう)。その後の2Pickではウソクやへナミことイジヌの1Pickファン層から2番目に指名してもらえる信頼の厚さでベネフィット無しの3位に。

 

ただ続けてプデュを視聴している国プには序盤から既に決まった1Pickがいることが殆どで、ポジション評価以降から急に「誰を差し置いてもまずジニョクに投票する」層を獲得するのはなかなかにハードだったのかもしれない。

 

 

3.生存放出ライン発表による救済

※放送中にカットラインとして名前の公開された練習生を批判するものではありません

 正直これが一番明確な原因かなと思う。累計票数で争うのが非常に難しいジニョクにとっては最終投票での10位以内に入るのがデビューへの一番の近道。それが阻まれた原因として一番わかりやすいのは10位~6位までの結果。

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そう、毎年恒例オタクの敵・四分割発表である。デビュー安全圏に一気に滑り込んだ6~9位の練習生は生放送中に「10~13位の生存放出ラインにいる練習生4名」として公開されるか、放送後半に「現在カットライン11位の練習生」として公開されている。毎年のように話題に上がるこの四分割は「ギリギリのラインにいるからこの子に投票しよう」を煽りやすく、結果的に追い風になることが多い。得票数から察するに恐らくそれまでデビュー圏内にいただろうジニョクの票数は放送中に名前の挙がった彼らと比べて勢いに欠け、結果的に押し出される形になった。この件はわりとS2キムジョンヒョン脱落の流れと似ていると思う。

 

結論:生存する子も落ちた子もあんまりいい気しないだろうしX制度入れる前にまず四分割を廃止してほしい

 

 

 

 

もう一度振り返りたいProduceX101

 

みんな頑張ったんだから楽しいこと考えよう!の巻、印象に残ったパフォーマンスをピックアップしました。

 

 

・ポジション評価ダンス:Believer

ご存じポジション評価のレジェンドステージ。指摘を受けて緩急のメリハリを付けた振りはもちろん全員に華を持たせる構成も完璧。気迫が違う。ドンピョが後ろからぐわっと投げられて出てくるところ、よくあんな構成思いついたなって何度見ても感心してしまう。

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 ・ポジション評価ダンス:Finesse

Believerとは全く違うベクトルで完成されたパフォーマンス。アイドルたるものキラキラしているべきである!という要素とKドルたるものスキルを兼ね備えているべきである!みたいなもののバランスの取れた個々のスキルの高さとセンスの塊みたいな振り付けでした。周りが爽やかすぎて馴染まないんじゃ...と不安だったらしいハンギョルさんだけど、彼がセンターになることで可愛くなりすぎない爽やかさを演出していて個人的にはこのチームが一番好きでした。

 

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・コンセプト評価:Super Special Girl

トランジションも完璧、測ったように揃う列、動線、生歌の上手さ、トレーナーの先生達に「心配することが一つもない」と言わせる超ハイクオリティステージ。他の練習生からもユガリに勝てるチームだ!とも言われ内部の注目度は上々。のはずが何故か別のものを映したがり17回も集中を切らしにくるポンコツカメラワーク、スキルが高いにも関わらず国プに何故か好かれないメンバー、順番がトップバッターという色々な不幸が重なってしまったチームでした。もっと日の目を浴びるべきだった。プデュバージョンは見れたもんじゃないのでエムカバージョンです。

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・コンセプト評価:MOVE

 こんなん他ペンだろうがなんだろうが沸くでしょ.......みたいなステージ。まず音源が最高。プデュ最高峰の治安の悪さがここに詰まってる~~~~!って感じでハチャメチャにいい。好き好んでこのスラムに身を投げているオタクがあまりにも多いことが再生数を見れば一目瞭然、オタクは所詮みんな同じ穴の狢。

 

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番外編:戦争中の惑星にて

 「プッティ」があまりに伝わらなさすぎてまるで「もうすぐ爆発する!お前は早く逃げろ!」「嫌だ!一緒に逃げよう!」みたいな会話に聞こえるのはさすがに腹抱えて笑った。ウソクプロが平常心無くしてるのにウンサンが焦ってないの面白すぎでしょ。戦争を乗り越えて一緒にデビューできてよかったね!

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また会う日まで、心の奥底へ

 

X1でデビューの決まった11人、おめでとう~!!今回のプデュは例年に増して練習生同士の絆にフォーカスが当てられていたんじゃないかとファイナルで改めて感じました。昨年プデュ48のファイナルでは咲良チェヨンの件があったわけなんですけど今年はそれの大渋滞って感じで週刊少年ジャンプかよ~~~と思ってしまった。そういえばジャンプって「友情 努力 勝利」という編集方針があってそれに基づいて作られているのでそりゃプデュとの親和性が高くてもおかしくはないよね。長い時間苦楽を共にして協力したり競ったり、生存する人がいれば脱落する人がいる。

 

ファイナルで聞いた、叶えたい夢が叶わなかった彼らのやりとりはあまりにも悲痛だった。

 

 

「ユビン兄、僕は何をして生きていけばいいの」

「お前は何をしても上手くやれる奴だから落ち込むな 一緒にやれて本当に幸せだった」

 

「X組から今まで一番に面倒を見てくれてありがとう、一緒にデビューできたら嬉しい」

「ヒョンジュン、一緒にデビューすると言ったのに一緒にいてあげられなくてごめん」

 

「ジニョク、僕の人生に現れてくれてありがとう」

「ウソク、ごめんなそっちに行けなくて 一緒にいてやらなきゃいけないのに」

 

 

彼らの先輩が書いてくれた「また会う日まで心の奥深くに仕舞っておくよ」の歌詞のように、散らばった彼らがまた舞台の上で出会う日が、脱落した練習生たちも新しい姿でステージに立つ日が、できるだけ早く来ますように。

 

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