飛翔・大阪11/9、10 ~まじめで素直でエエ子やね~
前略、最近のSUMESHI推しに負けて海鮮丼食べてきたオタクです。本誌のおかげで色々と彼らの未来(現在?)が明らかになり、「高卒Vリーグ入りで活躍しているらしい元高校三大エースの推し選手~~~~~!リアルバレーの推し選手も高卒Vリーグ入りオポジットなので後輩になりますよろしく~~~~!」みたいなハイパー世界線混雑モードで毎日を過ごしています。先日の全日本×ハイキューのコラボ漫画然り、最近公式からのリアルバレーとハイキューの供給が多すぎませんか?まあまあの頻度で嬉しい悲鳴上げてしまう
さてこれはある種の懺悔なんですが、自分の正直な感想を整理しておきたいために書くことなので今ハイステ楽しい!だとか楽しみ!という方は気分を害する可能性がある件なので読まずに飛ばしてください。色めちゃくちゃ薄~~~~~~くしておきます。
結局何度噛み砕いても消化の方法が見つけられず、原作からかけ離れた脚本演出に関しては正直にアンケート回答する以外に何もできることはないと判断したので、主に宮城の合宿シーンに関してはこれまでのように原作と絡めて「こういう解釈で作ったんだな」みたいな細かい話は多分今後しないし触れないと思います。ステは新しい解釈に気付かせてくれることが度々あってそれが好きで有難くて見ているわけなんですけど、今回はそれ以前の問題だったかなあというのが正直な感想。新生の演技ダンスが拙いという意見もちらほら見かけていて、同意する部分が皆無だとは言いませんがそこは振付け構成脚本次第でもっとどうにかなったことだと思うのでその件に関してはスルー。ただ今は「原作に忠実だった!」という感想を見かけると本当に同じ作品を読んでいるのかすら疑問に思うところまで来てしまったので考えれば考えるほど否定に偏ってしまいそうで怖いし多分これ以上考えたら負けなので、せっかく長い間観てきて大好きになった劇団をそうでなくなりたくはないし楽しいことだけにフォーカスして感想を書きます。
全てを吹き飛ばしてくれる宮侑パイセンの存在にマジ感謝金一封。なんとか誤解なきようにしたいんですが観ていて楽しい部分はちゃんとたくさんあるんです。というわけで大阪公演前半戦の雑感や細かいメモまとめ。
ところでジャンプサーブが打てない天童覚に「強烈な」ジャンプサーブを打たせちゃうのだけは「選手の特徴変わっちゃうし天童サーブのS2ローテで瀬見英太が出てこなくなるだろ!!!!!4年もハイキューやっといてそんなミスあるの!!!???*1」と言いたい気持ちを抑えきれなかったんですが、よく考えるとせっかくスガさんが白鳥沢ジャージ着てジェネリック瀬見英太になってるのでそちらを使うといいかと思います(ジェネリック瀬見英太とは)
明けましておめでたすぎる人たちまとめ
どうやら慣れてきて色々とみんな遊び始めている最初の初詣シーン。11/10が特にすごくて、まず舞台が明るくなると同時にカメラ構えたまま猛ダッシュで坂道下に滑り込みなぜかずっと角っこを映している宮侑似のYoutuber。いやどこ撮ってんねん!といわんばかりにそれをどつく白布似のYoutuber。焼きそばを頼みに来た白鳥沢の生徒らしき二人組の前で焼きそばを地面に落としてしまうおじさん(しかもそれを拾ってまた鉄板にのせる)。別の舞台で見たパン屋のお兄さん並に超パリピなくじ引きのおじさん。
極めつけは伊達工3人のお参り後、りんご飴を持ってあまりにも強すぎるパワーで3人に突っ込んだ結果りんご飴をぶっこわした黄金川。
黄金川「みなさ~~~~ん!りんご飴りんご飴どわああああ!!!(3人に激突しりんごと棒が分離する).......っあああああ壊れたああああああ!!!!!」
伊達工「wwwwwwwwwwwwwwww」
黄金川「ごめんなさいごめんなさい!これどうぞ!あっ綿あめ!いりますか!?」
作並「ちょっと黄金川くん...(笑)」
二口「作並(笑)頼んだぞ(笑)」
作並「ン゛ッ(笑)」
仲間のツボまで瞬殺してしまった黄金川の天然ハプニング、強い。
絶対に笑ってはいけないビッグニュース
11/9
武田「いっこずーつ!」
鳥養「ほらほらあんたたち冷蔵庫のプリン一個ずつって言ったのに一人2個も3個も食べちゃいけません!いっこずーつ!!!」
武田「ちょっと何を言ってるか...」
鳥養「あんたが言い始めたんだろ!慌てて!慌てんぼうのサンタクロースか!」
二人「...はい!」
漫才か???????
11/10マチネ
武田「引くほどのガッツ」
鳥養「そうそうそう!ん゛~~~~~~あああああよっしゃあああああああよしよしよし行くぞおおおああああああしゃああああ!!!!ガッツだ!!!」
武田「はい、ちゃんと引きました」
廣野凌大プロのはなし
今作のMVPは間違いなく苦労人な作並に加え不憫な古森もこなしさらにはテニスでの経験をハイステに持って帰ってきた(物理)廣野凌大
— れんれん (@jihoonteen) November 1, 2019
初日からその存在感と身のこなしと安定感がわたしの中でめちゃくちゃ話題になった廣野くんさん、「カテコで泣いていたかわいい作並」から一変して今作ここまで見てきた分だけで既に手放しで賞賛せざるを得ない活躍ぶりなのでちょっとだけまとめておきたい。
・伊達工の良心、作並くん
冒頭のお参りシーンから「みんなお願いが独特だなあ」と考える事を放棄し、吹っ飛んできた黄金川のお世話を命じられる苦労人作並くん。後半の練習試合の登場シーンで原作のスンッとした顔の作並くんのパネルの後ろから同じ目の据わった顔した彼が出てきて最後にちょっとニヤッと笑うのがめちゃくちゃいい。
この後ボールカゴ持ってきてビブス貰って着るんですけど東京11/4はビブス貰ったのが音楽のかかるギリギリのタイミングで、しかも首通したら番号のとこがめくれ上がってしまい「これ着るの絶対間に合わないな?」って思いながら見てたらイントロのパッパッパラッパッパ♪(伝わらない)の一拍目のオンカウントドンピシャでちゃんと番号が見えるようにバサッと降ろしたところを見て「プ、プロ~~~!」と思った。とても身軽でダンスでの体の使い方も上手い。
・ミニ古森くん
それだけ台詞あるなら役付けてくれればいいのに...と思うほど登場シーンも多かった高校ナンバーワンリベロこと古森くんらしき人。古森=身長が高いリベロという大前提があるので初見だと「アイデンティティ...」となるんですが立ち回り・声のトーン・アドリブも含め文句を言わせない配役でこちらもとてもよかったです。佐久早とのやりとりも見ていて楽しい。毎日違うこと言っててかわいい。
・財前光玉山純平
やたらとラケット捌きが上手すぎる雪ヶ丘中学時代のテニス部の友人、玉やん。これでもかというほどにラケットを華麗に回す。楽しそうで何より。メルパルク独特のぼやっとした音響でも全く問題なく一語一句聞きとれるのは声のトーンの良さなのか滑舌なのか、なんにせよ安心感。
宮侑、人類総子孫化計画
もう一枚羽織っていき!などあたたかさ(物理)にこだわったり夜道は物騒やで!と治安を心配したり宮侑パイセンがどんどん大阪のオカンになってきた感ある。オカン侑に育てられたいオタクたちが続出しそうな日替わり一言コーナーはもはや人類総子孫化計画。
11/9
星海「お前どこ行くんだ」
影山「走ってきます」
宮侑「いやメシの時間終わるっ………あったかいうちに食べとき~て!!!!!!!!」
11/10
宮侑「いつからそんな子になったんや!!!!!」
雲雀田監督と新井將くん
ユース合宿、お察しの通り今まで宮侑殿に首ったけでジャパンの大人たちをじっくりとは見れておらず、火焼監督(ユース代表のメガネの監督)らしき人がケンケンさんなのは分かっていたのでなんとなく雲雀田監督はこの人だよなって感じで勝手におがけんさんだと思ってたんだけど、顔が違うしガタイも良すぎるんだよなと思ってよくよく見てみたら將くんでした。これは流石に土下座する案件。
あまりにもダンディなので勝手に大人組キャストで当てはめていたのと眉と髭が原因だと最後に言い訳させてください。然るべき機関で裁きを受ける覚悟はできています。まったく違うテイストの演技だったので正体に気付いたときは驚愕、お見事でした。將くんの役者としての振り幅に拍手。なお10日マチネは「りくろーおじさんご用意してます」と地方ネタでもてなされていました。
そう思うと千鹿谷のあっちゃんに雲雀田さんの將くんに色々やっちゃう廣野くん、黄金川も解釈バッチリだったし今回伊達工組の活躍っぷりがすごい。
細かい見所・好きなとこまとめ
・最初の振り付き群ゼリ「ボールを落としてはいけない」のところの宮侑パイセンの圧倒的指先までの美しさとブレない体幹。全員あれお手本で角度高さちゃんとミリ単位で揃えてほしい、冗談ではなく。ダンスは揃えないと迫力ゼロになるし揃えれば揃えるほど迫力出るので
・大阪公演から急にイケメンの方に配分振り切ってきた、母親に頼まれ以下略の寺田浩二(23)。中で待ってろよ~と言いながら叶歌にマフラーを掛けてあげたりコートを着せてあげたりする。どう見ても寺田お兄さんのお洒落コートの方が叶歌の分厚いコートより寒そうである。
・かけす荘のおばちゃん「いいのいいの(自転車)自由に使って!オンボロだけどベルだけは新品なの!でもベルは鳴らしちゃダメよ!新品のベルを勝手にベルを鳴らす者に災いアリ…………」
・ そのあとすぐベル鳴らした月島さんは往路で自転車がめちゃくちゃガタガタ揺れてハンドル言うこと聞かなくなってて「…………災いッ!?」となり復路は変人コンビに自転車を譲る
・ユース合宿中の 星海「宮!」 宮侑「はいはい!」でトスに入ってくるとこの「はいはい」の声がめちゃくちゃいい
・体幹もさることながらダンス時の視線の動かし方がパーフェクト宮侑パイセン
・大阪初日、「先に行くぜ」の影山に向かって投げたボールが跳ね返ってきてしまった日向「返ってきちゃったよ...」かわいい。その後仕方なくボール持ったまま続けてたけど「逮捕!?」で驚いて立ち上がった瞬間またボール落としちゃって追いかける
・日向が電話している間見守っている宮城1年組が心配そうでとてもかわいい。月島さんにキツく当たられる日向を心配している五色かわいい。マットに頭突っ込んでる日向をちゃんと見てる五色かわいい。
・烏野高校♪全国出場おめでとう♪のとこの佐久早子ちゃんが日に日にアイドルJK。最近ついに縁下にスーッと触れ始める
・黄金川か~んじ!カ~ンジ!
黄金川をオチにしたつもりはありませんがとりあえず以上です。早いものでもう公演の3分の1が終わったということでキャストの皆々様には是非とも毎日あったかいうちにごはんを食べてもう一枚多く服を羽織って健康第一で頑張っていただきたく思います。オカン侑がいるから多分大丈夫ですね。
最後になりましたが「そのまんまの意味 まじめで素直でエエ子やね~って」の言い方がハチャメチャに良すぎるがために「まじめで素直でエエ子」になりたくなってしまう品行方正オタクが増えそうなので宮侑のオタクもそうでない人も是非注意してください。ふとした時に隙が見えるところもなかなかにヤバイので何度でも言う、宮侑には気を付けろ
は〜〜〜〜〜〜〜〜劇中ダンスも視線の使い方もめちゃくちゃ上手くて完璧なのにエンディングのトスの決めポーズで着地ミスしてころんとなってしまい星海くんにニヤつかれ佐久早くんにクスクス笑われる宮侑さんすきです
— れんれん (@jihoonteen) November 9, 2019
*1:S2での瀬見投入は牛島→獅音→瀬見で強烈なジャンプサーブを3つ続けて畳み掛けることに意味があるからやっているはずなので