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行きたい時に行きたい現場に行く永遠のにわかオタク。全次元の男子バレー関連、若手俳優、隣国アイドル、J事務所、スケートなどを鬼の形相で追っています。

ゴミ捨て場の決戦・大阪11/13 〜じゃあネットを下げればいい〜

 

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劇場に向かおうと時間の確認がてらスマホを持ったついでにツイッターを開いたら公式からお知らせがきていて、悲しみに暮れるやら心配するやら情緒がぐちゃぐちゃになってしまったオタクです。が、書き溜めた13日と14日の分の観劇記録を整理して今のうちに出しておきたくて編集ページを開いています。鉄と観劇記録は熱いうちに打て。知らんけど。書ききれないほどの魅力のある舞台の感想を、書けるだけ、思い出せるだけ、まずは13日の分を残しておきます。どうか、大事ありませんように。

 

 

 

ネットを下げてくれた存在

 

「じゃあネットを下げればいい」

「最初こそ まずは「できるヨロコビ」じゃないかい」

 

今回のストーリーの中で一つのキーになっている黒尾さんと猫又監督の出会いと、ネットを下げること。原作が最終話まで単行本で出たので敢えて触れますが、これが後にバレーボールの「ネットを下げる」役割をすることになる黒尾さんの未来を決める最初のきっかけで、そこから彼のバレーが「良かった 間違ってなかった」「おれにバレーボール教えてくれてありがとう」などに繋がったのを今回見ていて、改めてこの戦いが彼の進路の大きな決め手になっていたんだなあと感じました。生身の人間が演じることの説得力、やっぱりすごい。

 

春高進出とゴミ捨て場の決戦の実現は彼自身のやりたかったことでもありバレーボールの楽しさを教えてくれた恩師への恩返しでもある。最後の集合での監督の「ありがとう」、黒尾さんの涙と「ありがとうございました」、監督が黒尾さんと研磨の背中にそっと手を添えるところまでの流れは何度見ても涙を誘われる。

 

そして先日の永田崇人先生のツイートの「バレーボール大会やりたい」話。

 

 

 

キャストが春高バレー観戦に行ったこと、飛翔の稽古場でバレーボールを楽しそうにやっていたこと、宮侑の松島くんが地元紙でハイキュー出演を通してバレーボールの楽しさを知ったと語っていたこと、頌利先生がまたバレーボールに関わる仕事がしたいと話したこと、羽富殿がハイキュー出演でバレーボールへの価値観が変わりVリーグ選手の道に進んだこと。

 

黒尾さんにとっての猫又監督のように、キャストにとっては演劇ハイキューが何かしらの形でバレーボールへのネットを下げてくれる存在だったのかなあと思ったりしました。そして崇人氏の言葉を借りるなら、「願わくばこのコンテンツが100年でも続いてくれますように」

 

 

 

バレーボールと汗

 

 今回の公演、ラストの展開への伏線がちょこちょこ入っているのが細かいなあと思ったので書いておきます。

 

練習試合の回想から入って「暑かったあの日」の語りで猫又監督と鳥養元監督の頃から続いてきた因縁とピチョン…という汗の落ちる音。その後試合が始まってから、今回はタイムアウト中やコードチェンジ中しつこいほどにモッパーが2人入ってきて床を拭く様子が見られる(進化の夏で美慎くんが汗で滑ったのもあるけど同じセット使ってた稲荷崎戦ではこんなに頻繁には出てこなかったので多分演出だと思う)。福永くんがモッパーが出てきたところでずるっと滑ったりして「ここ拭いてください」という仕草をしたりする。

 

一度目、日向がコートに落ちた汗で滑って転んでピチョンという水滴音と共に点数が入る。武田先生の「よりによってどうしてこのタイミング…」。そしてその「よりによって」はラストプレーでもう一度やってくる。

全員の全力が詰まったラストプレー、ラリーの末に全員分の汗を浴びたボールを触った研磨の手からそれが滑り落ち、ピチョン…という音とともにゲームが終わる。

最初から「汗」のことを匂わせておいて最後の展開に持っていく。「よりによって」でありながら、バレーをやっている以上ラリーが続けば続くほど必然なんだなと改めて思いました。

 

今季はVリーグにもモッパーが入れずユニフォームにタオルを挟んでプレーしていたりするのですが、昨日も汗で滑って転んだ選手がいたようです。そういえば崇人氏の「リアルバレーボールをやってるんですけど、汗がすごい」のツイートもリアルだなあ。

 

 

 

猫又監督の日替わり

 

 猫又監督役の大高さんご本人によると、鳥養元監督の「勿論だ 勝ちに来た」に対する猫又監督の「受けて立つ」は少年時代を演じる風太ちゃんの最初の演技を受けての日替わりだとのこと。そこで過去と現在をリンクさせてるんだな~~細かい!

 

この日は左胸を拳でドンドンと二回叩いて「受けて立つ!」だったんだけど、いざ監督が「受けて立つ!」で胸叩いたらヴッ…いてて…………って胸押さえてて笑いました。なかなか若い頃のようにはいきませんね。折れない程度にしてお大事にしてください!(笑)

 

 

 

更新されていくオススメ研磨リスト

 

文章構成力も説明力もないので研磨くんの魅力を箇条書きで並べてお茶を濁していくスタイルその2です。たまに原作の研磨よりも何を考えてるかわからないような無の表情するの、すごい。

 

・黒尾さん「守りの音駒って呼び名は結構気に入ってる」の時の後ろでやってる両腕パッ

・ゴミ捨て場の決戦!のラップ曲の「掴め最高峰」のところの振付が似合いすぎる

・けんまうるすのゲームクリア時の決めポーズ(映像)

・鳥籠完成後の音駒棒パフォーマンス、上の方でそれを操ってる時の支配者っぷり

・鳥籠抱えてステージ前方でつまらなそうに籠の隙間に指ズボッて突っ込んでる無の顔

・「助走は翔陽の翼だね」でブチッと背中から羽を捥いでそれをニコニコしながら日向に見せるスーパーサイコシーン

 

 

 

日替わりいろいろ

 

音駒3年生試合前のやりとり

 

黒尾「グーはチョキには勝てるけどパーには勝てないと思いまーす」

夜久「なるほどな俺らはパーか!おい誰がパーだ!!!」

黒尾「うっせーパッパラパー」

夜久「どういう意味だ!!!」

 

 

 

音駒3年生試合後

 

黒尾「塩分取りたくね?」

海「そうだな」

夜久「塩分な」

黒尾「汗舐めれば?」

夜久「は?汗舐めれば?バカかお前」

大将「敗者側と書いて(ドスッドスッ音立てて登る)こっち側へようこそ!!!!(クルックルッ)」

音駒3年「…………………」

 

だんだん福澤侑先生が遊び始めたことを感じた回でした。

 

 

 

 

音駒2年生気合い入れ

 

トラ「気合だ!気合だ!(お尻叩く)」

研磨「何!?やめて!!」

福永「バレーボールは!気合だけでは!乗り切れないけれども〜〜、えっと、気合はなんかすごい大事で、気合が入ると〜、」

研磨「wwwww」

トラ「考えてからこい!!!」

 

 

 

 

音駒クエスト大暴れ

 

最近音駒クエスト(二幕冒頭部分)のアオダイショウ登場シーンが福澤侑先生のダンスタイムになっており、おもしろめに踊ったら黒尾さんがそれを倒さずにわざと10秒くらい放置して無音の中で踊り続けさせる流れになったようです。この日しばらく激しく踊り倒したアオダイショウを見てけんまうるすの腹筋が死に、そのまま村人に会うシーンで

 

村人「村人Bも戦えま…」

黒尾「あ???」

研磨「ブフォッwww」

(みんなニヤニヤ)

研磨「魔王はどこだい……(笑)」

 

 

これが伝染し、音駒クエストみんながカラスノーとの戦闘シーンをニッコニコで戦うことになり

 

魔法使い?夜久さん「ペヤ〜〜〜ング!!!!(?????)」

三蔵法師?海さん「ハァ〜〜〜〜~~☆(徳大美声)」

 

の謎テンションになってしまいました。東京組みんなが今日も元気!!!

 

 

 

小ネタいろいろ

 

・Starting Orderの前、ボールを籠に投げられたものが入りきらなかったらしく舞台下方に転がっていってしまい落ちそうになったので芝山ちゃんが慌てて追いかけたところ後ろから犬岡くんがズザーっと滑り込んで拾い上げてくれました。さすが犬(???)

・スガさんが高いところから「祭じゃーっ!!!」と叫ぶところ、高いところからぴょ~んと飛び降りて叫ぶスタイルに。

・2セット目前のコートチェンジ後の犬岡くん、海さんに話しかけに行ったら何か夜久さんの事を言われたらしく夜久さんのところに走っていって何か主張する。その後夜久さんが一生懸命手を伸ばして犬岡くんの頭をなでてをよしよししてあげてました。海さん一体何言ったんだろう

・最初の応援合戦的なところ、研磨がハケようとしたら旗持った月島くんがそれを邪魔するスタイルらしい(???)

・研磨「自分の中の『できそう』のラインが少し更新されるよね」でちょっとだけ上がったのを左手で示してトラに「いやめっちゃちょっとだな!?」って突っ込まれてたのが、上がるどころかぐんと下がっていて「めっちゃ下がってんじゃねえか!ココ!」と手の位置を直されるように。

 

 

 

というわけでひとまず13日の分の観劇記録でした。14日の分も書いてるんですがなかなかまとまらずにお気持ちだらけになってしまうので色々削った上で楽しいものをちゃんと残してから上げたいと思います。観劇や遠征云々抜きにしても寒くなっていろいろと体調管理が大変な時期になりましたが、ここまで読んでくださった方もキャスト・スタッフも観劇した人もみんな心身ともに健康でいてくれますように。