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行きたい時に行きたい現場に行く永遠のにわかオタク。全次元の男子バレー関連、若手俳優、隣国アイドル、J事務所、スケートなどを鬼の形相で追っています。

女孩が思い出になる前に ~创造101・创造营2021視聴記録~

 


 

 

推しが今日もかわいいオタクの皆さんこんにちは。スーパー雑食フッ軽オタクが中プこと创造シリーズにドボンした記録とその魅力とクソデカ感情グループ「女孩」チームの話を順位発表の前に文字にして残しておきたかっただけの記事です。めちゃくちゃに自己満足記事でネタバレも含むので、もし興味はあるけどまだ見てないな~という方が今ここを見てくださっているのであれば、とりあえずこれだけ見てください。メンターの先生も練習生も全員まとめて動物園状態で大騒ぎの楽しいサバ番です。

 

 

 

 

 

https://twitter.com/CHUANG_Official/status/13713932327さて、自分は雑食ゴリラなのでバレーボールのおかげでドイツ語を、隣国アイドルのおかげで韓国語を、スケートのおかげでロシア語をといろんな言語を触ってきたのだけど中国語だけはなかなか始めるモチベーションが上がらず、何か夢中になれるものないかな~~~と考えていた頃に创造营2021が始まることを知りました。

元々プデュシリーズやサバ番には目が無く本国の全編・日プも視聴していたのだけど中国でプデュシリーズの先駆けとして始まった偶像練習生には当時好きだった練習生が出ていたもののまったくハマれないまま終わってしまっていたし、大昔に12人組の惑星超能力系男性アイドル(???)が好きだった頃も中国出身のメンバーを好きだったのに伸びていくのは韓国語のみ。今回もそう深くは入り込めずに終わるかなと思っていました。

 

ところがなんと全シリーズに日本語字幕が付いていると聞き、へ~取っつきやすそう!と軽い気持ちで年明けから初代の创造101の視聴を始めたところ、原型はプデュのはずなのに日韓とは毛色の異なるその独特の雰囲気に圧倒されて今に至ります。

これが自分の求めていたプデュだ!とさえ思たので、创4こと创造营2021クソデカ感情爆発グループ「女孩」の話をする前にまずは初めて中華プデュを見て自分が感じたその魅力をざっとまとめておきたい。

 

 

※なおここまで投票システムや事務所力・企業云々、操作等の話を目にしてはいますが、 個人的にここまではそれを補って余りあるクオリティのものを見せてもらっていると感じているのでそこには触れず自分の備忘録として楽しい!と思ったことだけを書いています。

 

 

 

创造101を見て感じた中プの魅力

 

1.とにかく練習生(学員)や先生(メンター)たちのやりとりが愉快

わりとみんな様子がおかしい。自信に満ち溢れていても変な「自分を良く見せよう」感は少ないというか、パワフルで仲間意識が強くて見ていてハッピーになれるやりとりが多いし先生たちもほめて伸ばすのが上手い。ギスギスは実際もっとあるのかもだけど、それに頼らずに見どころを作るポジティブな編集にできているのはすごい。圧倒的に練習生の良いところを見せるシーンが多くて、あの子もこの子も気になるので出演するだけでも大きく意味があるコンテンツだなあと思う。

ただしできるだけ多くの練習生を取り上げようとするので1本の時間がめっちゃ長いし、エアロバイクと筋トレ一通りやって半身浴してもまだ動画の尺の方が長い(喜内優心並の感想)

 

 

2.スキルと華、多様性を尊重する姿勢

最近スキル不足のアイドルについて言い訳のように「華」という言葉が添えられるのを頻繁に見て辟易していたので、目で耳で楽しませてくれる練習生たちのエンタメスキルの高さと存在感に圧倒された。

创1では基礎的なスキルは大前提であとは個人が目を引くかどうか、という感じのメンツが多数を占めていた。そして、これに当てはまらない存在もちゃんと認められる。

圧倒的ビジュアル・目を引く華やかさに対し、スキルは一切無いと言っていい出来だった楊超越ちゃんという練習生には、上位にいるということに対しての強い責任感と恐ろしいほどの負けん気の強さがあった。デビューメンバーには彼女を含め、総合スキルトップの子や中性的なビジュアルの子、キャラの濃い妹系かわいらしい子、ルックスがアイドルらしくないと言われる(本人談)子など、多様な練習生が評価されちゃんと選ばれるプラットフォームがあることにうらやましさすらある。

 

 

3.ファイナルの構成・演出の良さ

プデュシリーズやオーディション系番組では毎回推しが最後で落ちる人間デスノートオタクなのでファイナルの分量差にはめちゃくちゃうるさい自信がある。特に本国S2と48は推しがファイナルでことごとく抜かれずに終わったのだけど、一人ひとりの得意分野(ダンスか歌)でソロパフォーマンスがある创造101(以下创1)は手放しで褒める以外なかった。小学生ぶりにバンザイした。これはダンスの子達。

 

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もう一つ、これは创1以外最後まで見れていないので後のシリーズでもやっているのかわからないんだけど、デビューメンバー発表前に脱落済みの練習生も含めた全員で行う「Produce101からの卒業セレモニー」がある。テーマ曲歌唱以外でファイナルの舞台に脱落した練習生が立つことはないというのがプデュを見てきて当たり前の認識になっていたので、全員揃って華々しく卒業してからデビューメンバー発表、というのが衝撃だった。そんな幸せなプデュがあるか?

 

※3/16追記 创2、3でも卒業セレモニーあったとのこと教えていただきました、ありがとうございます~!今回も全員一緒に卒業式、あるといいなあ。

 

 

 

4.コンテンツ自体の供給量が海

これは初めてリアルタイムで创4を追った感想なのでそっちの話になるのだけど、供給量が多すぎるくらい多くてシンプルに溺れる。普通は週末に本編を見て来週が待ちきれないな~~~~チッケム見よ!からのビハインド映像が更新されようもんならヤッタ~~!になるはずなのだけど、いわゆるKドルで言うチッケム・ビハインド映像に加えて各チームのリレーダンス動画や定点ダンス動画はもちろん、

 

・日曜日:宿舎日記(30分前後)

・月曜日:もう一本宿舎日記(30分前後)

・火曜日:練習室わちゃわちゃ動画(30分前後)

・水曜日:練習生のVLOG(10分前後を複数名分)

・木曜日:人狼ゲーム(1時間半)(!?)

 

といったペースで大きめの供給がほぼ毎日ある。なに………………これは……………?果てしない海…………………?

オタクの気持ちが離れないようにする仕組みが喜内優心もびっくりの力業、物理攻撃。予想外の人たちが仲良しなところや寝起き動画まで見れちゃったりしてこんなん全員好きになっちゃうだろ!!!?になるので注意。

 

 

ここからやっと本題。そんなこんなでまんまと创4にものめり込み始めたわけなのでいろいろとその魅力や感じたことを文字にしておきたかったのだけど、ずるずるとここまで来てしまい時すでに以下略なので、どうしても第一回順位発表前に文章にしておきたかった创4の一回目の公演で最も印象的だった「女孩(女の子)」組の話だけはと思ったので残しておきます。

 

 

 

 

大切なことはすべて「女孩」が教えてくれた

  

このチームの話は、最初の個人レベル評価を終えたあと、一回目の現場評価曲をAクラス上位生から選択するというシーンでAクラスの俞更寅くんが「女孩」を選択したところから始まります。Aクラスメンバーがチームに一人の場合は自動的にその練習生がセンターになるシステムで、俞更寅はその曲のセンターに。

 

チームに集まったのは日本人で末っ子の原部凌くん以外全員中国メンバーという構成。その中にはダンスの得意な吴海くん、歌の得意な吴宇恒くんがいるという状況で、センターでリーダーの俞更寅は自分の目立つパートを譲ってでも彼らの見せ場を作ろうとします。チームの魅力を最大限に活かす采配をすれば勝てる、という考えだそう。2人はそれにパフォーマンスでしっかり応え、俞更寅は2人が自信を持ってパフォーマンスできるようさらにメンタルサポートするという姿に「こんな聖人がおってええんか……………?」となる。

 

 

そんな中メンバー唯一の日本人だった原部凌くんは、自分一人中国語ができず芸能経験も少ないことで足を引っ張っているのではとプレッシャーに押しつぶされそうになり、指導を受けている最中に声が出なくなって泣いてしまう。

それを見たリーダー俞更寅は「自分たちが守るから安心してほしい」「末っ子にしてほしいのは毎日を楽しく過ごすことだ」と、チームのお兄さん张欣尧は「泣いているのを見て自分まで苦しい、足を引っ張るとか余計なことを考えてしまっていたらどうしようと思った」とあったかハイムファミリーパワーを発揮。凌くんの口から拙い中国語で発された「疲れた」の一言に本当に疲れを感じた、とも話す。絞り出されたたった一言にそっと寄り添ってくれる細やかさ、人生5週目なんか???

さらにリーダーを中心に「凌のプレッシャーを取り除けるよう今夜は日本語と中国語ができる練習生に間に入ってもらって深く話をしよう」と持ち掛ける。

 

 

練習の合間にはリラックスできるようお兄さんたちが手遊びをしてくれたり日本語で話しかけてくれたり、ほかのチームとのダンスバトルでヨーグルト飲料を賭けるという謎バトルに参加するメンバーに「負けたらBling(凌くんの呼び名)がヨーグルト飲めないんだぞ!」というトンチキ発破をかけ、バトルに参加するメンバーは「弟のヨーグルトのために頑張るよ」とトンチキ回答を披露する。凌くんは「練習に行くのが、メンバーに会うのが楽しみになった」と嬉しそう。かわいい。

 

そして凌くんは、彼らのあたたかさにパフォーマンスで応えるのである。かのAmber先生も周震南先生も、凌くんをべた褒めするほどの出来だった。こんな幸せなことあります????

 

(白い帽子の子が凌くん)

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結果、多幸感あふれるパフォーマンスを披露した「女孩」チームは、難易度の高いパフォーマンスをこなした「Yummy」チームに現場投票で勝利する。

 

センターでリーダーの俞更寅は歌とダンス両方のスキルの高さと表現力を持ち合わせていながら、目立つパートをほかのメンバーに割り振っていたこともあり投票数1位にはなれなかったけれど、「仲間の夢を叶えてこそ自分の夢が叶う」という彼の持論はチームを勝利に導いた。人生10周目なんか????

 

本番前に袖で整列している時に「女孩」のメンバーたちが揃って対戦相手の「Yummy」チームに向かって頑張ろう!とエールを送っている様子や、凌くんがいることで本番前の掛け声を「1、2、3、頑張ろう!」と日本語にしているところなど挙げ始めたらきりがない、チームのあたたかさ。パフォーマンスの完成度。王道アイドルっぽいキャッチーな曲でも十分にスキルの高さを披露できる構成。このままデビューさせたいと思うほど、アイドルグループの「良さ」を全部つめこんだようなチームだった。

 

 

 

 

待ち受ける順位発表式

 

と、こんな最高のかたまりみたいなチームを目にしてもう女孩パートを何度も見直しては鼻ズビズビ言わしながら泣いてしまう身体にされてしまったわけですが、その余韻に浸りに浸った結果今週が一回目の順位発表式の放送というところまで来てしまい、女孩チームも何名かは脱落(淘汰)の可能性があるラインにいてめちゃめちゃに怖いので今の気持ちのまま残しておきたい!!!!!と思ってキーボードをバチバチに殴り倒した次第です。淘汰された子の情報も既に出てきたりしてしまっているので落ち着かないし、勢いあまりすぎてなぜかPCの↓PgDnのキーが取れたんですけどどうしたらいいですか?修理???ゴリラも大概にしてほしい

 

本当はこの子がすごい!ここが面白い!このチームが最高!はもっと書ききれないほどあって、全部文字にすると多分ぶ厚めの推理小説くらいの本にできるんですけどとりあえずここまでにしておきます。

 

みんなでワイワイ騒ぎ倒している创4もこれから人数が減ってどんどん静かになっていくかと思うと、寂しい限りだし自分一人では耐えられないのでぜひ一緒に亡霊になってほしい。足元、海ですのでお気を付けください。

 

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