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行きたい時に行きたい現場に行く永遠のにわかオタク。全次元の男子バレー関連、若手俳優、隣国アイドル、J事務所、スケートなどを鬼の形相で追っています。

「応援」を言葉にすること、雑食オタクと応援スタンス

 

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先日、今季限りでの勇退が発表されたバレーボール選手のインスタライブで、ファンへのお礼を伝えるとともに涙ながらに紡がれた言葉が深く刺さった。深夜帯の配信だったにもかかわらず沢山の人が視聴していることに驚いた様子だった。

 

 

「こんなにも応援してくれてるひとがいたんだ」

「もっと早く知ってたらもっと頑張れたかも知れない」

 

 

スポーツ選手だけじゃなく俳優だったりアイドルだったりもきっとそうだけれど、「その人をメインで応援している」という人以外からの応援の気持ちというのはコンスタントに言葉にしていなければなかなか伝わりづらいものなんだと改めて思ったし、それらの職業のうちの誰もがいつその世界を離れてしまうかわからないことも再認識した。

今回初めて知ったのは、バレーボール選手の場合は本人にとってもあまりにも急に決まってしまうということ。やりきった!と満足して引退できる人はほんの一握りで、自分で終わりを決めることは困難だったのだ。選手なのだからそういうこともあるのだろう、と思ってはいたけれど、いざそれを聞くと思っていた以上に自分の中での衝撃が大きくて、「ファンの人にはもっといい思いさせてあげたかった」と涙を流す姿が焼き付いて離れなくなり自身の応援スタンスについてぐるぐる考えをめぐらせた。

 

ここからはその結果生まれた大きい独り言です。

 

 

 

自分の応援スタンスが変わったきっかけとファンレター

 

バレーボールだけでなくフィギュアスケート、俳優、国内外アイドル等色々なところに首を突っ込みがちな自分だけれど、元々界隈問わずファンレターを書いたりプレゼントを渡したりというファンとしての自己主張をしたくないタイプの人種(人種?)だった。よく見える距離から見ていたいけれど存在を認識してほしくないだとか、できるだけ接触イベントは避けたいだとか、「推しの負担になりたくない」心理が強かった。読み直すとあまりにも気持ち悪かったので今は非公開記事にしているけれど、俳優のイベントなんかも「お金は落としたいけど2ショットと握手と会話は.......」と散々渋った上で参加した結果、推しが菩薩だったという話を記事にしたこともある。

 

 

そんな自分の応援スタンスが少し変わったのは本当にここ2、3年ほどで、きっかけはメインで追いかけているバレー漫画「ハイキュー!!」を舞台化した作品に出演していたキャストのとあるツイートを見たことだった。

 

twitter.com

 

 

ちょうど春高予選を題材にした公演が始まったタイミングでこのツイートを読んだ。彼は自分がメインで応援している俳優(=推し)よりも先輩で、他の有名な2.5次元作品にも参加しているような方だったので「推しは人気もそこそこあってファンレターも沢山貰っているだろうから読むのも大変だろうし処分するにしても大変じゃないか」と思って控えていた自分はびっくりしたのを覚えている。「この人がそんなことを言ってくれるなら」と少し勇気が出て、その日のうちに初めて推しに手紙を書いた。この演技が好きだとか、トスフォームが綺麗だとか、ここがかっこいいだとか、書き始めたら思っていたより筆は止まらなかった。

 

その後、同じ作品に出ていたキャストさん数名からも手紙は嬉しい、毎日力になっているとSNSで発信があり、以降俳優の現場では推し以外にもいいなと思った人にはできるだけその日の公演の感想を書いて手紙を出すようになった。

 

バレー選手やスケーター、アイドルにも「負担なのではないか」「忙しくて読めないだろう」というような理由でファンレターを出していなかったので、少し考え直そうかなと思う大きなきっかけになったし、実際にその後行ったアイスショーでは長く応援していたスケーターに初めてファンレターを書いてプレゼントボックスに捻じ込んだ(スケーターのプレボ小さすぎてパンパン問題)(人気者になりやがって!おめでとう!)

 

 

 

「応援」を目に見えるかたちにすること

   

先日の勇退選手のインスタライブを見ていたときの気持ちは、昨年俳優の推しのイベントの最後に涙ながらに挨拶をする彼を見ていたときのそれと少し似ていた。こらえていた涙をぽろぽろ溢す彼から出てきたのは「もうこいつの応援はいいやって投げ出す人だっていると思う それなのにこうやってずっと応援してくれてありがとう」という言葉だった。これまでとは違う界隈のお仕事が増え新しいファンも増えたんじゃないかなあと暢気に思っていたようなこちらの気持ちとは真逆の反応だった。

 

他のお仕事が増えると同時に舞台のお仕事が減ったりすると、これまで直接応援の気持ちを手紙やリプライで伝えていた人が可視化できづらくなったのか、或いは何かしらでファンが離れた体感があったのか、スポーツにしろ芸能にしろそういう不安とは隣りあわせでやっているんだなとぐるぐる考えながら帰路についたのを覚えている。

 

俳優の現場で手紙を書くことに慣れて1年ちょっと経った頃だったけれど、これからもたくさん言葉にして届けようとより一層強く思った。

 

 

 

 

バレーボール選手に対しての応援スタンス

 

昨シーズン、応援しているチームがどうにもうまくいかず痛々しい敗北を味わった試合を会場で観ていた。いわゆる「推し」選手はこれまでに見たことがないほどピリピリしていて、声をかけようとは思わなかったしそういう空気ではなかった。

 

バレー界隈ではそういうことが良識の範囲内で許されるということは勿論とっくに知っていたのだけれど、ファンレターを出すならまだしも試合で既に疲れているはずなのにさらに負担をかけたくない~~~~~みたいなクソネガティブオタクの人格をまだガチガチに飼いならしていた時期だったので尚更だ。おまけにファンレターも、俳優の現場でさっと書いてプレボに突っ込むように気軽にできる感じではなかったので出していなかった。閑話休題

 

第一試合がその試合だったので、辛い敗北に呆然としていたあまり、少し遅いお昼を食べながらこのまま帰るべきかとまで思ったりした。メンタルが豆腐。

 

 

せっかく来たんだしと気を取り直して席に戻った第二試合、そんな自分をめちゃくちゃ立ち直らせ元気をくれた選手がいた。ずっと以前から知っている選手ではあったけれど、その日のパフォーマンスの高さと楽しそうにバレーをする姿に思わず感動してしまい、試合後丁寧にファンサービスをするその選手を遠巻きに見ながら「(行くか?いやでももう沢山人いるし)」と悩みに悩んだ。

感動と興奮で抵抗心が薄くなっていたのもあるんだろうけど、今行かなきゃ後悔するかも、とやっと勇気が出て彼のもとに向かい、すごかったです!と伝えると、想像以上のスーパーハッピーキラキラスマイルで神対応してくださった。「ありがとうございます!ほんとすか!ありがとうございます!」とひたすら感謝され、いやこんなに元気もらってこっちの方が超ありがとうございますなんですけど......と思いながら気付いたら写真まで撮っていただいていた。なんというハッピーウイルス元気印男、クソネガティブオタクすら巻き込む圧倒的光属性。

 

そう、やっちゃえけんたろうこと髙橋健太郎その人である。この日彼のおかげでバレー選手のファンサービスに関する抵抗がすこしだけ薄れたのは間違いなかった。勿論試合後の選手に対応を求めるのは状況と場合・ファンの良識に委ねられた範囲のものであるとは今でも思っているけれど、自分が思っているより「負担」ではないのかもしれないと思わせてくれた出来事だった。

 

 

撮ってもらった写真はめちゃくちゃご利益がありそうなので待ち受けに設定したらその後VNLで取ったチケが最前だった。けんたろうさんがやっちゃってくれたご利益なのかどうかは知らない。

 

 

 

 

 山本湧選手の勇退

 

春高が1月開催になって最初の王者で、最優秀選手にも選ばれたセッター。先述のハイキューでは「華やかなセッター」「超攻撃的セッター」という表現が出てくるけれど、自分にとって彼がまさにそれだった。ミラクル東亜、エース不在のまま優勝まで勝ち上がったチームのセッターだ。セッティングだけでなくブロック、スパイクでガンガン点を稼ぎ連続サービスエースで相手を追い詰める。まるでヒーローだ。

 

応援している西田選手がVリーグに参戦し、周りの選手と年の離れた彼がどういう風に馴染んでいるのだろうと思っていたころ、携帯を無くしたという西田選手のツイートに「ジャングルに携帯売ってるの?」とリプライでイジったり西田選手のアイコンが湧さんと高松さんと撮った写真になっているのを見て、年の離れた別チームの後輩に慕われるほど気さくで優しいんだなあと思ったのを覚えている。オールスターでも盛り上げ上手で高松さんとのコンビ芸(???)も有名だった。

 

柳田選手きっかけでバレーにのめりこみ始めた自分にとってサントリーの同期コンビだった彼が試合に出るのを見るのはすごく楽しみだったし、下の世代からまた優秀な才能が迫ってきて出場機会が減っても、これからまた湧さんのバレーがたくさん見られたらいいなと思っていた。

けれど、それをSNSや手紙、直接、どの手段をもっても伝えたことはなかった。

 

そして、冒頭の衝撃と後悔に戻る。

 

 

 

2年前、俳優への応援スタイルが変わるきっかけになったツイートの「その言葉が結構誰かを支えている」は本当だったかもしれないと、応援される側のはっきりとした言葉を聞いた今やっと実感している。

応援スタンスなんて人それぞれだ。以前の自分みたいに伝えたくない人もいるだろうし毎日リプライを送ったり一生懸命に伝えたい人だっていて、その人のスタンスで続けていけばいい。手紙でもリプライでも場合によっては直接伝える方法でも、応援は誰かの力になるかもしれないし、そうでないかもしれない。でももし、少しでも誰かが頑張ろうと思えるモチベーションになるのなら万々歳だ。

 

この記事は、誰かの力になれるかも・負担かもしれないという考えをぐるぐる巡らせる前に、後悔しないために「推し」以外に応援したい気持ちがある人に対してもその気持ちを言葉にして見えるようにしていきたいなという決意と自戒。

 

 

いつかまた応援している誰かがその舞台を去ることになったとき、悔いなく「お疲れ様」が言えますよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スーパーどうでもいいおまけ

 

この先は場合によっては後々丸ごと消す気がする、まとまらなかったひとりごとです。

 

なかなか選手にリプライって今のアカウントでは気恥ずかしくてできなかったりするのでリプライ用のアカウント作ろうかな~~~~と思ってしまうんだけどバレー垢の方が素性が少しはわかっていいのかな~?俳優だとリプライ用から送ったり所属事務所や外部に応援してる人がいることがわかるように名前出してツイートしたりはするけどバレー選手はあくまで競技者だし人気でスタメン決まるわけじゃないし...とも思ったりする。オタク各位、応援スタンスが聞きたいです。あと試合会場に毎回プレボほしい。

 

 

そういえば去年のはじめ、ハイキューの推し選手を演じたキャストが諸々の理由で突然表舞台から消えました。国体2連覇したり大学でもバリバリにバレーをやっていた、ちょうど湧さんと同じ世代のガチバレー出身の俳優。イカつい見た目で普段は天然っぽいのに板の上に立つと牛島若利にしか見えない勇ましい人だったなあ。いつかまた皆さんの前に、って最後に言ってたけど今でも消息は不明だし、出番がわりとしっかりあるはずの続編にもキャラ丸ごとカットで出てこなかったので色々と察している。2018年の春から公演に出ていたのに彼にだけはなぜか勇気が出ずしばらく手紙を出せていなかったけれど、最後の観劇の日に思い切って「彼を演じてくださってありがとうございました」と書いた手紙を出しておけて本当によかったと今では思っている。俳優もいつ何があるかわからない。

 

 

ファンレターを書くことに関しては便せんをビバレッジカード*1に変えたりしてから抵抗は無くなって(「手紙読まなくてもいいからこれで一杯なんか飲んでほっとひと息ついてくれ!」という気持ちで出せるのでなんとなく気が楽)、いいところをたくさん並べて書くのも楽しくなった。忙しい仕事の合間にもし読んでもらえるのなら少しでもクスッとしてもらえたらいいなあと思って封筒を毎回自作したりしているのでそれを記事にもしたいのだけど、パロディ系が多すぎてなかなか供養できずにいたりします。

 


コロナ騒動が収束したら思う存分舞台や試合の現場に通って、手紙や直接でたくさん応援の気持ちを伝えたいですね。

 

*1:某コーヒーショップのドリンク券付きメッセージカード