私 Vリーグの観戦するからああああああ!!!(谷地ヴォイス)
と、ワールドカップバレーを見て決意した方も、いやVリーグは......と迷っている方も、まずは先日話題になったスーパープレーをご覧ください。
「スパイクモーションからのセットアップ......さすがは石川祐希選手ですね」という白布くんの声が聞こえてきそうなこのプレー。もしくは福澤選手の綺麗なリバウンドに「リバウンド!?かっけえ!」という日向の声が聞こえてきた方もいるのでは。
この場面を見てハイキューのワンシーンが頭に浮かびつつも「実際の試合を観に行くのはちょっと」「チケットの事もチームもよく分からないし」「ルールが曖昧」と思っていた方、あるいは「Vリーグコラボに推しキャラ出ないんですけど???」とご立腹な方、あらゆるハイキューファンに軽率に気軽にVリーグ観戦に来てもらえるような話をしたいと思います。
日本代表で活躍した選手たちのさながらハイキューな試合を生で、近くで見ませんか?
良心的なチケットとハイキュー聖地での観戦
ハイキュー関係はアニメのイベントやジャンフェスに行くくらいかな~演劇はチケットだけで結構お高いし......という方やハイステ通ってるのでチケット代も遠征費もキツイしこれ以上どこか行くわけには......という方も多いだろうハイキューの民の皆様へ。
ワールドカップバレーに出ていた殆どの選手が所属するVリーグDivision1は日本最高峰のリーグでありながらチケットは2000円(自由席)から購入できて、2試合4チーム見られる*1ものが多いです。一枚のチケットで烏野VS青城と音駒VS梟谷の試合がフルで見られるみたいな感じだと思ってください(安易)
もう少し近くの指定席で見たい!という場合も、会場によりますが大体演劇ハイキューS席のチケットより安いです。但し本気で近いので弾丸スパイクの流れ弾が飛んできても辞世の句を詠む暇など無いしすぐ側に選手がいるのであまりの近さに常に呼吸停止の危険が伴います。覚悟して観戦せよ。一人参戦の人も全然いるのでみんな気軽に呼吸停止しに行こう!!
V1の試合会場は東北・宮城から九州・沖縄まであらゆる場所にあるので、遠征費を抑えて首都圏以外の会場に観に行くことができるのも魅力。近くの会場での試合はこちらから探してみてください。
(リンク先試合日程表PDF)→https://www.vleague.jp/common/files/2019/v1m_2019_schedule.pdf
また、上記の日程表にある「カメイアリーナ仙台」は言わずと知れたハイキュー宮城県予選の会場になっている旧・仙台市体育館で、 さらに「墨田区総合体育館」は東京都代表決定戦で音駒・梟谷・戸美・井闥山が死闘を繰り広げたあの場所。推しが活躍した聖地めぐりを兼ねて一度で二度美味しいVリーグ観戦ができるのはハイキューファンの特権です。
ワールドカップバレーに出ていた選手が見たい!
ワールドカップバレーであの選手を好きになったんだけどどのチームに所属してるの?あの人のいるチームはどんなチーム?と思った方、まだどのチームの試合を見るか迷っている方へ。代表選手の所属チームを50音順で・代表で付けていた背番号を添えて、ハイキューのオタクに刺さりそうなポイントをほんの少しだけ抜粋して紹介します。自分もにわかなので主観たっぷりですが話半分くらいで聞いて下さい。
12番 関田誠大選手(S)
13番 髙野直哉選手(OH)
22番 山本智大選手(L) ※ハイキューコラボ・西谷夕
わっしょいわっしょい!とお祭り感の強い応援がにぎやかな大阪拠点のチーム。ワールドカップでも大活躍の関田選手が昨季から加わってより多様なチームに。強力なアタッカー陣に加え関田選手もいつどこから打ってくるかわからない、乗せたら色々怖いチーム。ワールドカップに出場した代表選手が3人、全日本登録選手で数えると5人所属している見応えたっぷりの仕事人集団です。ノヤっさんとコラボする太陽属性な守護神・山本選手にも注目。
JTサンダーズ広島
20番 小野寺太志選手(MB) ※ハイキューコラボ:月島蛍
ワールドカップでの安定感、ここぞという時に頼れるブロックやサービスエースに落ちた人もいるのでは?MB好きの皆様いかがですか?また、高校三冠・春高二連覇チームの主将でエースだった選手がセッターに転向・高卒Vリーグ入りし奮闘していたり(金子聖輝選手)、ハイキューファンは色々興味をそそられるチームです。
アットホーム感が強い面もあるので、是非まずはYoutube公式チャンネルから宿舎ツアー動画や全員にキャッチコピーを付ける謎の動画を見て和んでください。
こちらは参考までに小野寺選手vs西田選手の煽りVTRです。
(Vリーグ所属男子バレーボール部ジェイテクトSTINGS|HOME|)
11番 西田有志選手(OP)
ジャニーズから・ハイキューから・他の選手から、ワールドカップバレーで落ちた人続出の西田有志選手が所属するジェイテクトSTINGS。実は彼だけではなくチーム自体が見所満載で、全日本にも登録されているリアル小さな巨人こと浅野博亮選手(ハイキューコラボ・日向翔陽)やハイキューファンならきっと注目してしまうジャンプサーブ搭載セッターの中根聡太選手等々、見ごたえしかないチームです。フランスから帰って来た頼もしい新主将・リベロの本間隆太選手にも注目。
3番 藤井直伸選手(S)
15番 李博選手(MB)
16番 髙橋健太郎選手(MB)
個人的にMB好きの人にオススメしたい。プレーもそれ以外も色濃いミドル陣の兄弟感。富松崇彰選手のTwitterを見て頂ければその仲の良さが伝わるかと思います。ワールドカップ中も試合後即富松お兄さんにリプ飛ばす健太郎サァン。コートに響く高い声は藤井さん。昨季終盤の追い上げはまさに破竹の勢いで、バレーを全身で楽しんでいる感じが見ていて楽しいチームです。点決めた時は喜びのあまり走り出すのでコートから東レ全員消えて誰も居なくなることがある。珍百景に登録したい。
(バレーボール | パナソニック スポーツ | Panasonic)
1番 清水邦広選手(OP)
4番 大竹壱青選手(OP)
5番 福澤達哉選手(OH)※今季はフランス・パリバレーへ移籍
6番 山内晶大選手(MB)
17番 久原翼選手(OH)
昨季日本一を勝ち取ったチーム。世界選手権二連覇のポーランド代表の主将・クビアク選手もこのチームにいます。Vリーグ界のシーラトリザワ(主観)。山内選手は高校からバレーを始めたご自身のことを「リエーフと似ているところがある」と話していたりします。ハイステ白布賢二郎役で強豪セッター出身の佐藤信長くんの高校の先輩であり「モレモレモレ...」とモレだけで信長君に話しかける謎の言語の使い手である今村貴彦選手もこちらの所属。また牛島若利のスパイクフォームは清水選手がモデルになっています。
なおワールドカップ出場選手のいないチームでもハイキューに関わる話題に事欠かず、特に下記チームは是非注目です。
FC東京 (バレーボール|FC東京オフィシャルホームページ)
演劇ハイキュー!!の企画でひよっ子新生烏野キャストにバレーを教えてくださったありがた~いチーム。「頼み方あるよね?」「今日から舞台の練習入れるね!」などでお馴染みのファンタジスタことセッターの手原紳選手(※ハイキューコラボ 影山飛雄)に注目。むしろハイステ飛翔に烏野として出てる可能性ある(ない)。なお819の日の練習動画は10月末までの公開です!↓
日本のVリーグへの挑戦を後押ししてくれたのはハイキュー!!だったというロンドン五輪金・ロシア代表の大砲ムセルスキー選手や、ハイキューセッターズ好きにはたまらない超負けん気の強いつよつよセッター大宅選手が所属。日本代表の柳田選手の古巣でもあります。
※2020/7/1追記 柳田選手、今年はサントリーに復帰します!今季Vリーグのメンツが豪華すぎる
ウルフドッグス名古屋(ウルフドッグス名古屋 オフィシャルサイト)
に改名となった旧・豊田合成トレフェルサには我らが演劇ハイキューのバレー番長、牛島若利役・有田賢史の高校時代の対角で同部屋の相方だった山田脩造選手もいます。山田選手はハイキューの高校三大エースのモデルと言われている「平成の三羽烏」の一人。
そして今回タイミング良くアニメハイキューとVリーグがコラボすることになったので、自分の好きなキャラとコラボするチームに注目してみるのもいいかもしれません(他校推しの同志たちは一緒にハンカチ噛み千切ろうな!!!)
ハイキュー!!4期でのプレーをリアルで!
ついに1月からアニメ4期ですね。3年間待ったファンのみんなたちで酒を酌み交わしたい。
そんな待ちに待った4期の放送のメインになると思われるエピソードに出てくるバレーボールの戦術の話は、Vリーグでめちゃくちゃよく目にする場面だったりします。「スパイカーの助走確保とリベロ」「バンチリード」「ファーストタッチの上げ方の工夫」など、あっ今あれやった!!とハイキューファンなら気付いて盛り上がれるだろうプレーが実際に目の前で見られるのがVリーグ。
そう、本当に「ハイキューファンも戦えます!!!」なんです。ハイキューを履修しているだけで「このプレー知ってる!○○戦で××くんがやってた!」という場面が盛り沢山なので初観戦でもルール曖昧でも全然楽しめます。
「でもいきなり会場に観に行くのはちょっと......」という方は、シーズンが始まったらDAZN(DAZN (ダゾーン) | ライブスポーツが一番観られるのはDAZN)等の試合映像配信を観てみてください。初回登録1ヶ月間無料なので見たい試合の放送のタイミングで登録して、気に入らなければ無料期間中に解約可能。解説も詳しくしてくれるので自分では気付かなかったすごいプレーに解説で気付くことも。VTV(https://vleague.tv/)ではなんと月額500円で男子の過去の試合が見放題です。無料配信する試合もあるので随時サイトをチェック。
そこで生で見てみたい!と思った選手がいれば、是非会場へ。Vリーグは近くで推しの戦う姿を拝みたいオタクの願いを叶えてくれるぞ!
人権(チケット)を得るには
チケット購入ルートも色々あり、使い慣れたプレイガイドでも購入できます!ありがたいね!!!参考に以下まとめておきます。思い立ったが吉日、軽率に参戦しよう。それがVリーグ
①「Vリーグチケット」からの購入
会員利用登録が必要ですが最速先行があったりするので確実に・早くチケットを手に入れるにはこちら。決済はクレジットカードやセブンイレブン。どうせ買うなら専門サイト一択!という人にもオススメです。
②各種プレイガイドでの購入
気付いたらチケを手にしていた...以下略タイプのオタクの皆様、プレイガイドでも購入可能です。今すぐ買いたい!登録は面倒!って方はこちらを。
※追記 W杯効果で2019-20シーズンからチケット大戦争になりVチケで最速先行瞬殺、プレガでは結構キツイ状況になりました。ただしローチケだけで先行販売!とかいう変則的な販売方法もたまにあるので基本はVチケであとは使い分ける形がベストになりそうです。
◆チケットぴあ→ https://t.pia.jp/sports/volleyball/index.jsp
◆イープラス→ バレーボールの試合観戦チケット情報 - イープラス
◆ローチケ→ Vリーグ(バレーボール)|ローチケ[ローソンチケット] スポーツチケット情報・販売・予約
③コンビニの店頭端末での購入
LoppiやFamiポート等の店頭端末で購入する方法。利用したことないので割愛。端末チケ取り百戦錬磨の玄人(?)はこちら。
さらに当日券のある会場もあるので急に行きたくなった!と思ったら調べてみてください~!
Vリーグ観戦でハイキュー!!がよりリアルに!
というわけで、ワールドカップバレーの盛り上がりで男子バレー界隈が賑わいに賑わってそわそわし始めているハイキューの民の皆様、今こそリアルハイキューの世界に身を投じてみませんか?のお誘いでした。
難しいことや詳しいルールなんてわからなくてもよくてただ楽しめたらそれで大丈夫だし、そういう人は会場にも全然います。なんならこんなお誘い記事を書いている自分自身も高校バレーで応援していた西田選手がVリーグに進んだのをきっかけにV1生観戦を始めたばかりの現場初心者です。
特別好きな選手やチームがいるわけじゃないし......という方もモーマンタイ!目当てにしていたチームの試合の後、第二試合に出ていた別チームの選手のプレーを見ていて楽しさのあまりそちらのチームも追いかけ始めるなんてことが起こるくらい(経験談)面白いチームが沢山あります。応援するチームを決めずに観に行くのだって全然OKです。
「ここが推しキャラの行き着く未来か......」と思いながら観戦するのもまた良し。行き着かなかった宇内天満さん他に思いを馳せるも良し(しんどすぎ案件)
そして推しチームや選手ができたらぜひこっそりわたしにも教えて下さい。オタク、他人の推しの話を喜んで聞きがち。
今回のVリーグ×ハイキュー!!コラボでバレーボールとハイキューが相乗効果的に更に沢山の人の目に触れて盛り上がりますように!
それでは皆様、ハッピーハイキューライフを~~~!
以前の観戦お誘い記事、主に選手紹介
西田有志選手関連記事
*1:一試合のみの場合もあるので購入時に確認してください